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2Q 『TEAM』としての完成形

2クォーターもキングスの勢いは続く。残り8:45、フリッピンが右45度で松脇のパスを受けて3ポイントを決めてスコア18-27。直後の8:19には、松脇がトップの位置から3ポイントを決めてスコア20-30と、キングスが10点リード。

 

残り7:35には、2ファウルの松脇に代わりキャプテン#24 田代 直希がコートに入る。キングスは強力なセカンドユニットがディフェンス強度を落とさない。

残り6:51には、フリッピンがルーズボールに飛びつき、ムーニーに競り勝ちマイボールにする。チーム全員が、勝利のために何をすればいいか理解している。

 

千葉は、自分たちのディフェンスが出来ていないことがシュートリズムにも影響する。残り5:02、原が左45度からの3ポイントを失敗。

このシュートまで千葉の3ポイントは15本中3本しか決められず、外した12本もオフェンスリバウンドを確保出来たのは2回のみ。キングスはディフェンスリバウンドを確実に確保することで、千葉にシュートリズムを与えない。

 

オフィシャルタイムアウト以降も流れは変わらない。残り4:23、田代が素晴らしいタイミングでローポストのクーリーにパスを入れて得点につなげる。

 

田代はディフェンスでも奮闘。残り4:06、千葉の得点源である#34 クリストファー・スミスに身体を張って自由を与えず、逆にオフェンスファウルを奪う。コートで雄叫びをあげる田代。

 

キャプテンの奮闘にチームメイトも続く。残り1:28には、ローを激しく追いかける今村が、ムーニーのムービングピックを誘いオフェンスファウルを奪う。その直後のオフェンス、小野寺の素早くインサイドへパスを入れると、クーリーがゴール下で得点。

キングスはオフェンスでもディフェンスでもチーム全員が献身的に動き、まさに『TEAM』としての完成形を見せつつあった。

 

チーム全員の献身性が、エースのシュートに乗り移る。残り7秒、ショットクロックわずかで今村が放ったタフな3ポイントシュートがネットに吸い込まれた。今村はチームを誇るかのように雄叫びをあげた。

 

2クォーター終了時のスコアは、31-40でキングス9点リード。キャプテンが示したチームへの献身性が『TEAM』を完成形に導いた。

 

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