CSセミファイナルGame2 琉球ゴールデンキングスvs島根スサノオマジック記者会見

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島根スサノオマジック #3安藤 誓哉選手

 

——Qを振り返って

あんまり詳しくは振り返れないのですが、気持ちと気持ちの勝負だったんじゃないかなと思います。

 

——1Q最初と4Q最後にシュートを決めていました。途中はかなり我慢の展開だったと思います。ご自身ではリーダーシップや決意はどれぐらい出すことができたと思いますか?

得点とか数字ではいまいちでしたが、最後の最後にチャンスが回ってくるときへの準備ということで、気持ちを常に集中し続けていました。最後にシュートを決める前のディフェンスから次はこのシチュエーションで決めないといけないと準備はしていました。リーダーシップがとれたかとれていなかったかという部分は、正直自分が決めることではないです。

 

——移籍1年目で島根を新しいところまで導いた今季を振り返ってどのような手応えを感じましたか?

今総括するのはかなり難しいです。めちゃくちゃ悔しいですけど、後悔は無いです。

チームとして1年目でチームビルディングをはじめるところから、どこのチームもそうだと思いますが怪我人だとか苦しい思いもしました。その中でもみんなでなんとか崩れずにここまで来れたということは、シーズン充実していたんじゃないかと思います。

何度もセミファイナルで今日(の島根のような)みたいな悔しい思いをしてきた琉球さんの覚悟というものはセミファイナルで感じました。

 

——このプレーオフの5試合でもチームはものすごく成長しました。その成長についてはどのように感じていますか?

勝負に対するチームの姿勢というものが感じられたと思います。みんな一人一人がそれを感じていたと思うし、プレーオフ(CS)はどういうものなんだろうというワクワクだったり不安をモチベーションに変えて、1試合1試合プレーオフでも成長して、アルバルクとのGAME3や琉球との対戦でも成長しました。

僕たちはエモーションの部分で崩れてしまう部分はあったんですけど、今日の試合はみんな我慢しながら最後の最後まで戦えました。なかなか一言では言い表せないですが、誰もがCSで成長したかなと思います。特にメンタルの部分が大きいです。

 

——ペリン・ビュフォード選手が活躍しましたが、彼のパフォーマンスとメンタリティについて安藤選手はどのように感じましたか?

琉球戦の6試合を通じてペリンがボールハンドラーでしっかりやるということが多かったので、出来るだけディフェンスで崩れないでなんとかしがみついて、最後のチャンスで僕たちが勝つということでないと琉球には勝てないと思っていました。

今日がそれを一番実行出来た試合で、それが出来た要因もペリンが一対一で崩す力とメンタリティがないと出来なかったと思うので、本当に彼が今日の試合を引っ張ってくれたと思います。

 

——個人として成長出来た部分、今シーズンで培われたものなどは?

スタイルが変わった中で新しいコーチ、チームメイトと出会って、ワンポゼッションへの責任とか、チームで優勝するためにポイントガードとしてキャプテンとして引っ張るという新しい環境と経験を味わうことが出来、とても充実したシーズンでした。

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この記事を書いた人

1983年11月5日生。東京都豊島区出身。那覇市在住。母が那覇市出身で2015年に沖縄移住。沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBERゼネラルマネージャー。
中学2年生のウインターカップ(1997年)で、当時圧倒的な強さを誇っていた能代工業を追い詰める北谷高校の勇敢な戦いぶりに衝撃を受け、以来沖縄のバスケットボールを追いかけるようになる。野球やサッカーに並ぶように、バスケットボールのジャーナリズムを発展させていくことを目指し、2018年10月にOUTNUMBERを創刊した。
2020年にはOUTNUMBER WEB、OUTNUMBER YOUTUBEを運用開始した。

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