3クォーター
3クォーター、キングスのスタートは岸本、小野寺、今村、ダーラム、クーリー。
キングスのディフェンスは高い位置でマークマンをスイッチして、シュート力のあるメイヨやエバンスにズレを作らせず、簡単にシュートを打たせない作戦。その作戦が前半から功を奏し、エバンス、メイヨの前半得点をそれぞれ2点、5点に抑えていた。
後半冒頭も、小野寺が素早くスイッチしてメイヨを外角でフリーにしない。メイヨのタフショットが外れると、ディフェンスリバウンドを取ったダーラムがそのままゴールへアタックしてバスケットカウントワンスローを獲得。キングスは3クォーター前半も広島に流れを渡さない。
残り5:12、キングスは今村はクーリーのスクリーンを使いながらトップから3ポイントを決める。53-32とキングスが21点リード。さらに岸本がエバンスのポストアップに負けずにターンオーバーを奪うと、今村は左45度から再び3ポイントを決める。残り3:59で56-32でキングスはここまでで最大の24点リードを奪い、広島がタイムアウト。
タイムアウト明け、広島はキングスのディフェンスに苦しむも、マーフィがオフェンスリバウンドを奪い、山崎がこの日2本目の3ポイントを決める。さらに広島はキングスのローポストに入れるパスを狙いすましスティール、ブラックシアーのジャンパーに繋げる。
広島は連続得点で流れに乗りたいところだったが、キングスは広島2−3ゾーンに対して今村が左サイドからクォーター3本目となる3ポイントを決める。残り2:26で59-37。
広島も諦めない。河田がオフェンスリバウンドを何度も拾うと、右サイドから船生の3ポイントに繋げる。残り1:32、59-43でキングスがタイムアウト。
広島がオールコートプレスから2−3ゾーンに変化するチェンジングゾーンだったが、キングスに焦りや戸惑いは見られない。フロントコートにボール入れると、ダーラムの縦のドライブからパスを受けた牧が右コーナーから3ポイントを決める。
3クォーター終了時のスコアは、62-43でキングス19点リード。