5月16日(日)、琉球ゴールデンキングスは富山グラウジーズとのチャンピオンシップクオーターファイナルGAME2を戦い、74-97で敗れた。対戦成績は1勝1敗となり、決着は翌日GAME3に持ち越された。

1Qから点の取り合い キングス 26-26 富山
キングスのスターティングメンバーは#14岸本隆一、#24田代直希、#88牧隼利、#13ドゥエイン・エバンス、#45ジャック・クーリー。富山は#11宇都直輝、#13前田悟、#77岡田侑大、#32ジュリアン・マブンガ、#34ジョシュア・スミス。
ティプオフ後、最初にボールを保持したキングスは牧のジャンプショットで先制。キングスは高い位置から激しくプレッシャーをかけると富山のミスを誘発、開始2分で8ー5と、キングスがリードする。富山はマブンガの中外、スミスのインサイドを軸に応戦し、点の取り合いに持ち込むと互いに譲らず26-26の同点で1Q終了。
2Q マブンガが辛抱強くチームを束ねる富山 キングス 14-16 富山
2Qのスターティングメンバーはキングスが#3並里成、#0石崎巧、#30今村佳太、#13エバンス、#45クーリー
富山は#9水戸健史、#13前田悟、#14松脇圭志、#32マブンガ、#34スミス
キングスはゾーンディフェンスに変えリズムを変えると立て続けにスティールに成功する。クーリーのゴール下や、パス回しからの石崎のスリーポイントで攻めたてる。それに対して富山はマブンガの中外と、スミスのインサイドを中心に攻める。終了間際に前田悟がスリーポイントを決めて40-42と逆転し前半を終えた。

3Q 岡田侑大がアンストッパブル キングス 17-28 富山
両チームともにスタートをゲーム開始時のメンバーの戻し、富山ボールで始まった後半は、岡田侑大の独壇場となった。オフェンスリバウンドをプットバックし、ディフェンスでは田代のファンブルを誘発、流れを呼び込むとバスケットカウントで3ポイントを沈めるなどこのクォーターだけで19得点。キングスは対照的にシュートがリングに嫌われ、流れを掴めない。終了間際、エヴァンスが3ポイントを決めるが、57ー70と富山にリードを広げられてしまい、3Qが終了。
4Q マブンガのファウルアウトも接戦に持ち込めず キングス 17-27 富山
4Qのスタートは、キングスは並里、田代、今村、エバンス、クーリー。
富山は水戸、松脇、岡田、マブンガ、スミス
並里の2Pシュートでスタート。ゾーンディフェンスを敷いたキングスの前に富山は立て続けに外からシュートを狙うが、決めることができない。キングスは並里のシュートで61ー70とリードを一時一桁にするも、富山はインサイドを効果的に使い、スミスのバスケットカウントで61ー72とする。
追い上げていきたいキングスだが、確率高い富山の攻撃を止めることができない。残り4分でマブンガが5ファウルで退場するが、流れは変わらずに74ー97で試合終了。富山が勝利した。
富山はマブンガが退場するまでの約36分ずっとコートに立ち続け、23得点、9アシストとチームを牽引、スミスも22得点、フィールドゴールは10本中8本成功とインサイドで完璧な仕事をした。そしてウイングの岡田が外角・ペネトレイトと多彩なオフェンスをみせ、キングスのディフェンスを混乱に陥れた。
試合スタッツ:Bリーグ B1 チャンピオンシップ 2021/05/16 琉球 VS 富山 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
運命のGAME3で決着 キングスのディフェンス vs 富山のオフェンス
ここまでキングスが抑え込んできた日本人ウイングが仕事を果たし勢いが増した富山とどのように戦うのか。キングスは本来のハイインテンシティのディフェンスからプレッシャーをかけ、流れをつくることができるのかが鍵となる。セミファイナル進出をかけた最終戦GAME3は明日19:05にティップオフ。
GAME3 5月17日(月) 琉球ゴールデンキングス vs 富山グラウジーズ 沖縄アリーナ 19:05Tipoff


(取材・文:金谷康平)

