2クォーター
2クォーターのスタート、キングスは牧、松脇、ダーラム、ロー、カークのスリービッグを継続。
キングスは全員がハッスルする素晴らしいディフェンスからカークがブロック。しかしA東京は安藤が3ポイントを決めて21-18とリード。さらにロシターがオフェンスリバウンドから得点して23-18と5点差となり、残り8:20でキングスがこの試合最初のタイムアウト。
タイムアウト明け、キングスは牧、荒川、松脇の97年トリオに加えてダーラム、クーリーで巻き返しを図る。荒川のスキップパスからダーラムがドライブで得点。残り7:00、キングスは松脇に代えて田代を投入。田代とのPnRでダーラムがレイアップ、最後はクーリーがオフェンスリバウンドを押し込んで25-22。激しいプレーの応酬に白熱する有明コロシアム。リバウンド争いでクーリーが倒れ込み、レフェリーがインスタントリプレイを確認する中、A東京とキングスの互いの応援合戦がコロシアムに響き渡る。
残り5:56、田代のドライブからのレイアップが決まり26-25と1点差。盛り上がるキングスベンチ。しかしA東京は逆転を許さない。テーブスが荒川の前からペリメータージャンパーを決めて、残り4:45で30-27とA東京3点リードでオフィシャルタイムアウト。
タイムアウト明け、A東京は小酒部がドライブからフローターを決めて32-27。さらにロシターが得点して34-27と、ここまでで最大のA東京7点リードでキングスはタイムアウト。しかしキングスはタイムアウト直後のオフェンスを失敗。メインデルにファストブレイクからファウルを奪われる。
キングスはA東京にオフェンスリバウンドを連続して奪われてしまい、どうしても自分たちのペースに持ち込めない。サイズのフリースロー、テーブスのドライブと連続得点で40-27とA東京が13点リードに拡げる。キングスは残り5:05の28-27から得点を奪えず、残り10秒にダーラムがドライブで得点するまでA東京に12-0のスコアリングランを許す。
2クォーター終了間際にはテーブスが3ポイントを決めて、2クォーター終了時のスコアは、43-29とA東京の14点リード。前半のA東京のオフェンスリバウンドは脅威の12本。トータルリバウンド数もA東京27本に対してキングス13本で、リバウンド本数でA東京に圧倒されてしまった。