チャンピオンシップ キングスは富山グラウジーズと対戦 [2025.05.10]

目次

チャンピオンシップ出場8クラブ間の対戦成績

いよいよCS !  vs富山グラウジーズ 5月15日(土)13:05 Tipoff@沖縄アリーナ

5月10日(月)、Bリーグのレギュラーシーズン最終戦が行われ、サンロッカーズ渋谷はアウェイゲームで千葉ジェッツに敗れ、富山グラウジーズのワイルドカード1位と渋谷のワイルドカード2位が確定した。その結果、15日(土)からはじまるチャンピオンシップ(以下CS)クォーターファイナル(準々決勝)での琉球ゴールデンキングスの対戦相手は富山グラウジーズとなった。

いよいよはじまる『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21』出場する8クラブの今季の対戦成績を基に、琉球ゴールデンキングスにCSの展望を考えてみたい。

CS出場クラブ別対戦成績 キングスは全8クラブ中6位

宇都宮琉球千葉大阪川崎三河富山渋谷勝敗
①宇都宮2-03-11-11-32-23-13-115-9
②琉球0-21-31-13-11-11-11-18-10
③千葉1-33-12-21-31-13-12-213-13
④大阪1-11-12-20-23-12-01-110-8
⑤川崎3-11-33-12-03-12-24-018-8
⑥三河2-21-11-11-31-31-12-09-11
⑦富山1-31-11-30-22-21-11-37-15
⑧渋谷1-31-12-21-10-40-23-18-14
勝率.625.444.500.555.692.450.318.363

CS出場クラブ間対戦での勝敗と勝率

① 川崎18勝8敗(.692) 東3位

② 宇都宮15勝9敗(.625)東1位

③ 大阪10勝8敗(.555) 西2位

④ 千葉13勝13敗(.500)東2位

⑤ 三河9勝11敗(.450)   西3位

⑥ 琉球8勝10敗(.444) 西1位

⑦ 渋谷8勝14敗(.363) 東5位

⑧ 富山7勝15敗(.318) 東4位

挑戦者として、激しく泥臭くひたむきに戦う姿勢が必要

キングスはCS出場クラブとの対戦での勝率は.444(6位/全8クラブ中)

4年連続での西地区1位を早々と決めたキングスだが、CS出場クラブとの対戦成績は8勝10敗(勝率.444)で、CSに出場する8クラブ中6位である。「相手は格上」という意識を持ち、チャレンジャー精神を持って挑めるかは大切な要素だ。

沖縄アリーナ初勝利となった8日京都ハンナリーズ戦後の会見で「モチベーションを上げるにはタフな状況ではあった」「コンディション気をつけないといけないけど、プレーハードして勝ちにいくというそもそもの矛盾がある」と琉球ゴールデンキングスの藤田ヘッドコーチは口にした。インテンシティを高く保つために身体への負荷をかけながらも、怪我を回避したり、古傷を悪化させないためには練習量を調整しなければならない。さらに対戦相手にコロナ陽性者が出たことにより、4月10日、11日の三河戦、同17日、18日の大阪戦が中止になった。早々に地区制覇を決めていたが故、選手たちのメンタルの微妙な問題から、優勝が決定した4月17日以降は5つの黒星を重ねた。

負けられない短期決戦で流れを呼び込むCS男は現れるのか

1試合1試合を大事に、泥臭くハッスルプレーで『沖縄をもっと元気に』

牧隼利は持ち味のフィジカルコンタクトの強さを活かすプレーを見せたが、京都との最終節では2試合で10個のファールを記録。しかし牧は前を向く。

「CSに向けて1試合1試合を沖縄アリーナで出来ることをかみしめて臨んでいます。そのなかでコンディショニング、モチベーションもありますけど、怪我をすることが一番ダメだとかいろいろな要因があってチームとして波に乗り切れていないところはあります。それでも長いシーズンはずっといい状態であり続けるなんてことはないと思うので、一度落ちてしまっていますけど、CSへ向けてあげていける余力があるという意味でポジティブに捉えています」

下がった分だけ、上がることができる。『優勝する』ということは選手、コーチ、球団スタッフ、そしてブースター、キングスに関わるすべての人にとって当然の目標だが、それ以上に大事なものがある。と大卒1年目のルーキーである牧は話を続けた。

「もちろんCS優勝が僕たちの目標なんですけど、僕たちの目的が『沖縄をもっと元気に』ということで、今実際にキングスにコロナが出たら終わりだし、いつ終わるかわからないというのがあります。そんな中で、このアリーナで試合ができるので、結果よりも一試合一試合を大事に、ハッスルプレーの部分を出して『沖縄をもっと元気に』という目的を果たすことを一番に、そのうえで結果がついてくればいいかなと思っています」

消化試合はいくら負けても問題はないが、CSはそうはいかない。長いシーズンを勝ち抜いて8クラブだけに与えられたシーズン優勝への挑戦権であり、キングスは沖縄アリーナで戦う権利を持っている。一度失った勢いを沖縄アリーナで取り戻すことができれば、沖縄はもっともっと元気に、そして沖縄はもっともっと楽しくなるだろう。プロ野球では短期決戦で活躍する選手を『ラッキーボーイ』とか『シリーズ男』と呼んだりするが、バスケットボールに置き換えて『CS男』といったところだろうか。

レギュラーシーズン最後の10試合では6敗したが、CSで6勝すればたくさんのお釣りが返ってくる。そんなきっかけとなる瞬間が、初のCSにチャレンジするルーキー牧のハッスルプレーから生まれてきそうな予感がしている。

沖縄アリーナで、いざ決着

富山グラウジーズはCS出場クラブ間の対戦での勝率は.318(8位/全8クラブ中)

サンロッカーズ渋谷が最終戦で千葉に敗れたことで、38勝22敗となったサンロッカーズ渋谷のワイルドカード2位、39勝21敗の富山グラウジーズのワイルドカード1位が確定した。富山のCS出場クラブ間での対戦成績は7勝15敗(.318)。琉球ゴールデンキングスとは今季は富山で対戦し1勝1敗。沖縄アリーナで決着をつける。

沖縄一丸 日本中を巻き込んだバスケットボールの祭りを楽しもう

アンダードックからはいあがるような、『下剋上』のイメージが強い言葉だが、あえて『旋風』という言葉を使いたい。沖縄は独自のバスケットボール文化を積み、歴史を重ねてきた。新しい時代にまた、小さな島の琉球ゴールデンキングスの泥臭いバスケットボールが旋風を巻き起こし、日本バスケットボールシーンを席捲することを祈っている。

GAME1:5/15(土)13:05 Tipoff

GAME2:5/16(日)13:05 Tipoff

GAME3:5/17(月)19:05 Tipoff

※2戦先勝方式(GAME3は1勝1敗となった場合に開催)

(文:金谷康平)

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