1月10日(水)、琉球ゴールデンキングスは東アジアスーパーリーグ(EASL)で台湾のニュー・タイペイ・キングスとアウェー新荘体育館で対戦して、67-63で敗れた。
試合スタッツ:New Taipei Kings vs Ryukyu Golden Kings| East Asia Super League, EASL 23-24|EASL
この試合前にはEASL グループBを2勝2敗のグループ2位だった琉球。3戦全勝でグループ1位だったニュー・タイペイ・キングスのアウェー戦は琉球にとっても重要な試合だった。
EASLはベンチ登録の外国籍選手は2名であり、この日のベンチ登録は#45 ジャック・クーリーと#4 ヴィック・ロー。さらにローはコンディション不良で試合はプレーしなかった。
外国籍選手が少ない琉球は、試合当初からゾーンディフェンスを敷いてインサイドの薄さをカバーする。琉球は試合序盤からニュー・タイペイにリードを許すも、ニュー・タイペイの3ポイント確率の低さにも助けられ、前半を37-29と8点差で踏みとどまる。
3クォーター、琉球はクーリーと#33 カール・タマヨがそれぞれ4ファウルとなりファウルトラブルに苦しむ。だが琉球はゾーンディフェンスを効果的に使い、点差を離されずに喰らいつく。琉球は4クォーター残り03:25 にはタマヨの3ポイントで57-58と逆転。直後にニュー・タイペイの元NBAスター #7 ジェレミー・リンのレイアップで再逆転を許すも、2ポゼッション以内のクロスゲームで試合終盤まで持ち込む。
4クォーター残り50秒、琉球は今村が2本のフリースローを決めて64-63の1点差にするも、残り26秒 ニュー・タイペイはジェレミー・リンがショットクロックぎりぎりで3ポイントを決めて67-63にする。
試合はジェレミー・リンの3ポイントが決勝点となり、67-63で琉球は4点差で敗れた。
琉球の桶谷大ヘッドコーチは元NBAスター ジェレミー・リンの高い実力を称賛した。「リン選手の得意な右方向へのドライブと3ポイントをケアしていたが、彼は左方向へのドライブでファイルを貰ってきた。やはりレベルの差を感じた。今日の試合を見直してしっかり準備した上で、次の(1月24日)自分たちのホームゲームで借りを返したい」
ジェレミー・リンの決勝3ポイントを目の前で決められた#30 今村佳太は、元NBAスターの力を肌で実感した。「最後の決勝シュートはリン選手が打ちたいシュートではなかったと思うのですが、それでもあのシチュエーションで決め切る彼の力は素晴らしいと思いますし、自分もそういう力を身につけないとああいうプレーヤーとは戦えないのかなと思っています。すごく考えさせられるものがありましたし、次の沖縄アリーナの対戦へのモチベーションになりました」
ジェレミー・リンも琉球のエースである今村を称賛した。「今村は”tremendous” (途方もなく素晴らしい)プレーヤーだった。彼は得点だけではないオールラウンドなプレーヤーであり、チームを引っ張っていた。最後のシチュエーションでも彼は素晴らしいディフェンスをして、僕には十分なスペースが与えられなかった。だが今回は神が僕に味方してくれた。でも彼のディフェンスは素晴らしかった」
琉球はこの日の試合に敗れたことで、EASLグループBの3位に後退。1月23日(水)に沖縄アリーナで行われるニュー・タイペイ・キングス戦がEASLグループ最終戦となる。他チームの消化試合数が異なるため、今後の他チームの結果次第とはなるが、グループ2位までが進出できるEASLファイナル4に進むためには、琉球はホームでの最終戦は絶対に負けられない一戦となる。
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試合視聴リンク:EASL 2023ー24 Group B ニュータイペイキングス VS. 琉球ゴールデンキングス
※本情報は2024年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。