琉球ゴールデンキングス 桶谷大HC 記者会見
Q. 試合の総括
前半トランジションで点数取られてしまい、イニシアチブを取られてしまった。
(キングスの)オフェンス前半はどちらかというと良いシュートを打っていたがシュートが入らない、フリースローも入らない。後半に関してはターンオーバー。最後まで一桁で粘ってたんですがそこから河村選手にやられてしまった。自分たちのオフェンスがしっかり決まらずに我慢切れしてしまった。
もう少し自分たちに一つの流れが来ていればまた違う展開にはなったような試合だったと思いますし、アウトサイドもオープンショット打っていたのに中々決まらずに判断悪くなってターンオーバーが増えてしまった。
すごく感じたのは、今チームとして同じ方向を向いてバスケットしてるの間違いなく横浜さんだと正直感じました。そこの問題を僕たちは解決して明日の試合を迎えたい。チームとして戦いたい。
Q. 横浜BCに効果的なリバウンドを奪われていた。
うちのビッグマンが強烈なので、そこで簡単に(リバウンドを)取れちゃう。皆がそう思ってしまっている部分がある。実際にアルバルク戦とかは相手のオフェンスリバウンドが強いと分かっているから皆でヘルプリバウンドにいっていたが、今日はその部分がしっかりヘルプリバウンドにいけていない。特にガード陣がボールウォッチャーになって飛び込リバウンドを奪われる場面もあったので、そういうボールへの執着心が足りなかったと感じた。明日はそれを踏まえてガード陣もリバウンドにいかせたい。
Q. 河村勇輝選手の強烈な『個』としての存在感にどう対応する?
個で戦うことは僕らは出来ないので、どこに方向づけをして、どこからヘルプに行くかなんですけど、そこが少し認識甘かったと感じた。河村選手からビッグへ(パスを)通され過ぎている。ヘルプ行った時のヘルパーが少し遅かった。そこでイニシアチブを取られてしまった。相手はフリースローが入らない選手が多いのに、そこも上手く効果的に使えていなかった。明日はゲームプランを徹底するのが大事になる。
琉球ゴールデンキングス 今村佳太選手 記者会見
Q. 試合の総括
ディフェンスの部分はリバウンドに課題がありましたが、自分たちの狙ったディフェンスが出来ていたかと思うが、オフェンスの部分で今シーズンの課題になっているターンオーバーの質、シュートセレクションの部分が結果としてトランジションディフェンスにつながって(横浜BCの)イージーシュートにつながっているので、そこは直さなければいけない課題。こういう積み重ねは次に繋げないといけない。明日しっかりとカムバックしたい。
Q. 横浜BCの速いトランジションに対してチームとしてプレッシャーを感じていたか?
自分たちのせいだが、オフェンスで良いシュートセレクションが出来ない結果、横浜BCに良いトランジションオフェンスを展開させてしまった。それが横浜BCのやりたい事だったと思う。点数こそはそこまでハイスコアではないが、要所で自分たちがダメージを受けるようなトランジションオフェンスをさせてしまった。点差以上にダメージを受ける展開になってしまった。
Q. 河村勇輝選手とコートで対峙した印象
まずはとにかく速いですし、彼を止めようとこちらのウイング、ビッグマンが収縮したところで的確なパスをしてくる。彼がやりたい速い展開をやらせない事が大事。ハーフコートオフェンスは(パスを)捌かれてはいたが、自分たち(のゲームプラン)としては「良いシュートセレクションではないシュートを打たせ続ける」という部分があったので、それは続けつつもう少し精度を高めていかないと明日も同じ展開になってしまうので気を付ける。
Q. 明日勝利するためには?
ディフェンスはそんなに悪くなかったので、オフェンスで「自分たちがここを狙っている」という部分、5人全員スタッフも通して、自分たちのやっているバスケットボールが共通認識を持ってプレイし続けられれば、自分たちは勝つ力を持っているチーム。誰か一人が何かをするというよりも、チームとして共通認識を持ってやることが結果的に勝利につながる。コミュニケーションを取りながらやっていく。