B3優勝に貢献したい 横浜エクセレンス ジェイ・ワシントン選手

琉球ゴールデンキングスからB3横浜エクセレンスに移籍したジェイ・ワシントン選手が奮闘している。

今季、アジア特別枠選手として琉球ゴールデンキングスに加入したジェイ・ワシントン選手だったが、2022年12月7日にキングスを退団。その後、12月15日に横浜エクセレンスへの加入が発表されていた。

200cmの長身ながら正確な外角シュートと、ベンチでも笑顔でチームを盛り上げる姿勢でキングスファンからも愛されていたワシントン。

2023年1月6日(金)、横浜エクセレンスの本拠地である横浜武道館で開催された『横浜エクセレンス vs 湘南ユナイテッドBC』を取材、沖縄から横浜へ移籍したワシントンの活躍をレポートする。

 

 

2020年7月にオープンした横浜武道館。新しい体育館に入ると、会場内は横浜エクセレンスのチームーカラーであるエクセレンスグリーンとブラックで統一された都会的な印象。

この日は新マスコットのピック&ロールも初登場、最寄駅であるJR関内駅からも近く、金曜夜のこの日もお仕事帰りと思われるお客様で盛り上がり、横浜でさらに人気チームになる可能性を感じさせた。

 

横浜エクセレンスは、2022年12月26日に#5 LJ・ピークの加入を発表。B1宇都宮や茨城でも活躍したLJ・ピークの得点力を活かすべく、アジア特別枠選手として同時にコートに立つ事が出来るワシントンは、エクセレンスでも重要な役割を持っている。

 

この日の試合は、89-69でホームである横浜エクセレンスが20点差の勝利。大﨑 翔太選手、俊野 達彦選手がともに14得点と活躍。元B1信州でも活躍した西山 達哉選手も得意のディフェンスでハッスルするなど、チーム全体で勝ち取った勝利だった。

ワシントンも得意の3ポイント1本を含む8得点の活躍。出場時間も19分で、主にLJ・ピークと同時にコートに立ち、ディフェンスやリバウンドでも存在感を見せていた。

 

試合終了後、ワシントンに単独インタビューをすることが出来た。琉球ゴールデンキングスから退団して横浜エクセレンス加入にいたるまでの話を聞いた。

ジェイ・ワシントン選手(右)と澤地 サミュエル ジュニア選手(左) 澤地選手もbjリーグ時代の大阪や群馬でプレイ経験があり、沖縄の印象を「チームとブースターの一体感が素晴らしかった」と語ってくれた

 

「横浜はとても良いチームです。横浜に加入して今までより多くの役割があるなかで、ベテラン選手としてチームの目標であるB3優勝に貢献したい」

「キングスとはShort Term Contract (短期契約)であり、渡邉飛勇選手が復帰するまで、ベテランとして多くの経験を持つ選手をキングスが求めていて、短い期間でもチームに貢献しようと思っていました」

「横浜のホームコートである横浜武道館は、沖縄アリーナよりコンパクトですが似たような雰囲気があり、ファンの方もとてもチームを愛していて、僕たちにエナジーを与えてくれます。そんな雰囲気の中プレイできるのは光栄です」

 

彼らしい優しい笑顔でインタビューに答えてくれたワシントン。最後に沖縄のファンへメッセージをもらった。

「多くのサポート、応援を本当にありがとうございました。キングスから移籍した後もいまだに多くのサポート、応援がありとても嬉しいです。沖縄の球団、特に桶谷ヘッドコーチには感謝の気持ちでいっぱいです。沖縄での経験は一生の宝物で、これからも忘れないと思います。これからも琉球ゴールデンキングス、横浜エクセレンス、そして私の応援をよろしくお願いします!」

 

横浜エクセレンスは現在17勝8敗でB3の5位だが、首位の静岡とはわずか2.5ゲーム差。ワシントン選手の活躍でB3優勝、悲願のB2昇格を果たして欲しい。

 

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この記事を書いた人

地元で開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2023に貢献するべく奮闘中!
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