CSセミファイナルGAME1 キングスが鮮やかな逆転劇で千葉Jに勝利 1勝1敗のタイに [2021.05.23]

5月23日(日)、琉球ゴールデンキングスは沖縄アリーナで千葉ジェッツふなばしとのBリーグチャンピオンシップ2020-21 セミファイナルGAME2を84-78で勝利し、1勝1敗のタイに戻した。

目次

1Q キングス 28-18 千葉 岸本が口火をきり、立ち上がりにキングスが14-0のラン

GAME1を落とし、後がないキングスは立ち上がりから岸本隆一がエンジン全開で、ロケットスタートを切った。マッチアップする富樫勇樹を一瞬で抜き去るとカバーにきた佐藤琢磨に体を当てながらレイアップをねじ込み先制する。

さらに田代直希がディープスリーとファウルで得たフリースローを2本と左45度からスリーポイントを決めると、千葉はたまらずタイムアウト。キングスは開始2分で10-0ランに成功する。

タイムアウト明けもキングスのペース。岸本がペネトレイトからバンクショット、エバンスのジャンプシュートで14-0とした。

浮足立った千葉Jは、ターンオーバーやオフェンスファウルなどでリズムに乗り切れない富樫がベンチに退くと、代わりに入った西村文雄がスリーポイントを決める。徐々に落ち着きを取り戻した千葉Jが反撃して、16-11まで点差を縮めた。キングスはベンチスタートの今村佳太、船生誠也がスリーポイントを沈め再度リードを広げ、28-18で1Qを終了した。

 

2Q キングス 12-19 千葉 ハイインテンシティと全員リバウンドで耐える

2Qのキングスは、GAME1に引き続き、外国籍はクーリーのみの『オンザコート1』を採用した。対する千葉はギャビン・エドワーズ、ジョシュ・ダンカン、シャノン・ショーターの『オンザコート3』。

しかしながら1分半でエドワーズが2つ目のファウルを犯してベンチへ退くことになる。キングスのインテンシティの高いディフェンスと全員リバウンドを前に、千葉は優位性を活かすことができない。

しかしキングスも得点が伸びずに互いに我慢の時間帯となる。千葉Jは、調子を上げてきた富樫の連続得点で1点差まで迫るも、クォーター最後に岸本がショートコーナーからミドルを沈めて40-37と、キングスが3点リードし前半を折り返した。

3Q キングス 19-26 千葉 じりじりと千葉がリードを広げる

3Q、セカンドチャンスから富樫のジャンプシュートで千葉Jが先制して始まる。対するキングスもコーナーからエバンスがスリーポイントを決め返し、点の取り合いの様相を呈す。

富樫がスリーポイントを決めれば、エバンスがペイント内で果敢にアタックし、エドワーズのファウルを受けながらバスケットカウントを決める。

さらに田代がスリーポイントを決めれば、サイズがお返しのスリーポイントを決める。

互いに譲らない一進一退の攻防。千葉Jは『オンザコート3』を活かして、ショーター中心に攻撃を展開し、徐々に点差を広げる。しかしキングスも、クォーター終了ブザーと同時に並里成がプルアップジャンパーを決めて、59-63で3Qを終了。

4Q キングス 25-15 千葉 沖縄アリーナの底力を発揮 研ぎ澄まされた集中力

4Q、激しさを増す攻防の序盤2分間。硬直したスコアを動かしたのはまたしても岸本だった。西村の密着マークを振り切り、ディープスリーを沈めた。

千葉Jはショーターの巧みなステップからレイアップ、コー・フリッピンのスリー、エドワーズのフック。残り6分で62-70とこの日最大の8点まで千葉Jがリードを広げた。

キングスはタイムアウトで仕切りなおすと、クーリーがフックを決め64-70とし、5分を切ってオフィシャルタイムアウト。キングスは岸本、田代の新旧キャプテンデュオが、ボールを運ぶショーターとボールを受ける富樫にびったりと張り付く。

富樫へのハンドオフにスイッチアップした田代が、富樫のドリブルミスを誘うと、こぼれたボールをそのままレイアップに持ち込んた。ミスをした富樫も、直後のオフェンスで縦にディフェンスを切り裂くと、ヘルプに入ったクーリーの手が接触し、試合時間4分を残して、キングスはクーリーが痛恨のファウルアウトとなった。

大黒柱が抜けたキングスは、直前のプレーで肩を痛めたエバンスをコートに戻す。絶体絶命の状況のキングスだが、集中力は研ぎ澄まされた。

キングスは今村のスティールからの速攻、田代のタフショット、岸本のスリーポイント、キム・ティリのスリーポイントで、試合残り1分半でついに逆転に成功する。

試合時間1分を切って千葉Jは富樫のフローターで再逆転するも、直後にエバンスがサイズのファウルを受けながら左手レイアップをねじ込んだ。ボーナススローをきっちりと決めると、残り34秒で80対78とキングスがリードする。

千葉Jは逆転を狙った原のスリーポイントが外れ、ファウルを受けたキム・ティリが2本のフリースローを確実に決めると勝負は決した。キングスが沖縄アリーナに相応しい鮮やかな逆転劇で、1勝1敗のタイに戻した。

試合スタッツ:Bリーグ B1 チャンピオンシップ 2021/05/23 琉球 VS 千葉J | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

勝てばBリーグファイナル、負ければシーズン終了となるGAME3は24日(月)19時5分から沖縄アリーナでティップオフとなる。

 (写真提供:琉球ゴールデンキングス、取材・文:金谷康平)

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