キャプテン田代直希 千葉ジェッツとの対戦後のコメント

今日の試合を振り返ってどのように感じていますか?

振り返ってみると、全体的には自分たちがやりたかったディフェンスができていたかと思います。ただ、リバウンドのところ、『オンザコート3』で相手がきたときに、どうしても高さの部分で勝てなかった部分があったので、リバウンドのところをどう修正できるか?が終わってみての感想です。

 

残り2分半、最後のタイムアウトの時に藤田HCと長く話していましたが、どのようなことを話していましたか?

 藤田さんとは、自分自身正直シュートのタッチが良くなかったので交代して、並里さんと岸本さんと今村選手の布陣だったのですが、その時はテンポが良くなっていて、シュートも入るようになり、点差も一気に縮まっていたので、あと1つ、2つ、試合が進むのであれば、最後残りの2分は、このメンバーで試合を進めたほうがいいと思うということを伝えました。もし何かエラーがあったら、いつでも自分は準備をしていますが、本当にテンポよく進むのであれば、最後までこの布陣で試合に挑んだほうがよいと思うと伝えました。

2Qでリードを広げられたときに、田代選手の縦のアタックなどで、2本ぐらいシュートを決めて流れを作っていたのが印象に残っていたので、自ら行きますみたいな感じで話しているのかと思っていました。

 真逆でしたね()

 2Qの入りはゾーンディフェンスでしたが、あの時間帯では千葉にリバウンドを取られた印象があったのですが、あの場面でのゾーンディフェンスのねらいは?振り返っていかがでしたか?

 なんか意図があったような気がするのですが、、、ちょっと今覚えていなくって、、、なんらかの意図はあったと思います。たぶん前戦の三河戦で、千葉ジェッツさんがゾーンに引っかかっていたというのがあったので、そこで僕たちがうまくゾーンをしいて嫌がらせできたらなというところだったんですけど。やっぱり、ゾーンなので、リバウンドのところがどうしても弱点になるので、そこは残念というか、うまくいかなかったかなと思います。

 千葉の『オンザコート3』の時に、やっぱり田代選手や牧選手が、マッチアップする3番選手にどれだけ体を張るかが大事だと思うんですけど、このあたりご自身のプレーをするときの意識はいかがですか?

そうですね。シャノン・ショーター選手につくことが多いんですけど、それ以上に、セバスチャン・サイズ選手、ジョシュ・ダンカン選手、ギャビン・エドワーズ選手のリバウンドが激しいので、僕たちが体を張るのはもちろんですが、エバンス選手、クリー選手のところに僕たちがヘルプをしていかないと正直明日の試合は厳しいと思います。体を張るというのはもちろんなんですけど、今日以上にビックマンたちに対して僕たちがヘルプをしていかないといけないなと思います。

 オフェンスの部分で、終盤の時間帯にクーリー選手がかなり存在感を発揮していましたけど、前半はクーリー選手が目立っていなかった印象があるのですが。

 そもそも1対1で解決するということが、すごく効率が悪いことです。人もボールも止まるので、ジャックが調子が上がってきているタイミングであればいいとは思うんですけど、やっぱりやりたくはないオフェンスではあります。得点で終わっていたからよかったものの、あれが入っていなかったら正直、自分たちのオフェンスは厳しかったと思うので。1対1まかせになってしまうというのは、明日は避けたいところではありますね。ジャックにどう1対1をさせるかというよりは、ジャックをどう活かすかを考えたほうがスマートかなと思います。

2Qも、4Qも時間帯によっては6分間ぐらいで相手よりも15点くらい多く得点した場面がありました。上手くひっくり返すことができた要因は?

なんでしょうね。やっぱりディフェンスのリズムが良かったのが、良いオフェンスにつながっていると思います。いいディフェンスをしていてもリバウンドを取られてしまって、なかなか自分たちにとって、いい方向にもっていくことが難しかったです。分きっとビハインドを背負っているときに盛り上がっていけているときは、ディフェンスがしっかりしていて、リバウンドも取れているときだと思います。

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

1983年11月5日生。東京都豊島区出身。那覇市在住。母が那覇市出身で2015年に沖縄移住。沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBERゼネラルマネージャー。
中学2年生のウインターカップ(1997年)で、当時圧倒的な強さを誇っていた能代工業を追い詰める北谷高校の勇敢な戦いぶりに衝撃を受け、以来沖縄のバスケットボールを追いかけるようになる。野球やサッカーに並ぶように、バスケットボールのジャーナリズムを発展させていくことを目指し、2018年10月にOUTNUMBERを創刊した。
2020年にはOUTNUMBER WEB、OUTNUMBER YOUTUBEを運用開始した。

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