優勝請負人エバンスのコメント またさらに引き締めて戦っていきたい

痛めた肩について、尋常ではない痛がりかたをしていたので心配しましたが、状況を教えていただけますか?

 少し肩が抜けたような瞬間があったけれども、直ぐに戻ってその後問題なくプレーできたので、大丈夫なのかなと思います。

 

インタビューで日本語もすごく上手に使われていたのですが、勉強とかしているんですか?

 毎日勉強しています。日本語はとっても面白いです。

 

キングスの歴代の外国人選手の中で、一番日本語が上手だなと思ったので。

 ありがとうございます。明日もがんばります。

 

 

昨日と今日でチームのここがよかった、ステップアップしていたなと思うところはどこですか?

 昨日からのステップアップしたところは、本当に1つ1つのところで、全員がワンモアステップ頑張ったところじゃないかなと思います。特にビックマンはリバウンドのところを必ずキーにしてボックスアウトをとても頑張りました。そういうところが千葉さんを不快にさせて、悪いシュートを打たせ、リバウンドに繋がり、そこからオフェンスに繋がったのではないかと思います。

 

 クラッチタイムにエバンス選手が決め切りましたが、どういうメンタリティーでいましたか?肩の痛みはなかったのか?

 もちろん、自分が決めなきゃいけないという思いもあったし、肩の痛みというのも感じていました。けれども、ゲームでその時何をしないといけないのか?そのことしか考えていなかったので、ここでシュートを決め切る、その時考えていたことはそういうことでした。

 

 明日はゲームスリーになるわけで、勝っても負けても沖縄では今シーズン最後の試合になりますが、ここに向けて改めて意気込みをお願いします。

本当に明日は大きなゲームだと思うし、そしてここのチャンスまでを自分たちで掴み取ったと思います。その中で、クラブに対して、そして沖縄に対して恩返しがしたい。そこの部分でチャンピオンシップファイナルに連れていけるところを目指して、明日またさらに引き締めて戦っていきたいと思っています。

 エバンス選手はチャンピオンシップの前に平常心で戦うことが何よりも大事と話していましたが、今日の試合の中ではご自身の中で、感情の昂ぶりというのはあったのか?その昂ぶりというのがディフェンスでハードにいった部分に反映されていきましたか?

 おっしゃる通りディフェンスの部分では、平常心というより、エキサイトした感情と一緒にハードなディフェンスというのが今日は体現できたと思います。けれども、オフェンスというのは、プレーオフの前に話していた通り、平常心で一歩引いた状態でコートを見ながら、それが今日のスタッツにも現れているかと思うので、何本かフリースローは外したんですけど、心の良い状態でプレーできたと思います。

終盤の残り4分でクリー選手が退場になりましたけれども、その時のご自身の心境と、あと周りに声かけしていたことがあれば教えてください。

 クリー選手が退場したというのは、本当に大きな部分だったと思います。けれども、その時の自分のメンタリティーとしては、このチームは一人一人ステップアップできる選手が、ベンチにいる全員ができる選手たちが揃っています。特に最後の場面ではテリー選手、岸本選手がステップアップしてくれました。もちろん他の選手も常にステップアップしてくれて、準備ができているチームなので、クリー選手がいないということはもちろん苦しかったけど、いなくても、チームとしてステップアップできるチームだということは、すごく自信をもって言えるので、そこに不安はなかったです。

 今回フリースローを打つ場面が多かったと思うのですが、外した後でも、レイアップにいって、ファールをもらってフリースローいれたり、切り替えがすごく速いと思ったのですが。ご自身としてなにがあったのか?

 本当にメンタルの切り替えというのを、バスケット以外のところで常にそれを意識して、メディテーションというのを常にルーティンとかでやっているので、なので少しのミスだったり、フリースローのミス、ショットミスというのは必ずおきることなので、もちろんその時に悔しい思いとかは少しおこったりとかはあるのですが、それを引きずらずに、次のこと、そして今チームが何を求めているのか?をすぐ切り替えて考えるというのは、自分がルーティンとして常にやっていることなので、それが今日の試合に出たところだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

1983年11月5日生。東京都豊島区出身。那覇市在住。母が那覇市出身で2015年に沖縄移住。沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBERゼネラルマネージャー。
中学2年生のウインターカップ(1997年)で、当時圧倒的な強さを誇っていた能代工業を追い詰める北谷高校の勇敢な戦いぶりに衝撃を受け、以来沖縄のバスケットボールを追いかけるようになる。野球やサッカーに並ぶように、バスケットボールのジャーナリズムを発展させていくことを目指し、2018年10月にOUTNUMBERを創刊した。
2020年にはOUTNUMBER WEB、OUTNUMBER YOUTUBEを運用開始した。

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