(写真提供:琉球ゴールデンキングス)
1月6日(土) ファイティングイーグルス名古屋 vs 琉球ゴールデンキングス GAME1が名古屋市枇杷島スポーツセンターで開催され、キングスは68–57で敗れた。
この試合、キングスは#7 アレン・ダーラムが12月10日以来リーグ戦9試合振りに復帰。キングスは#4 ヴィック・ロー、#45 ジャック・クーリー、ダーラムと開幕前に想定していた外国籍選手3人が揃って出場するのは、12月2日(vs三河)、6日(vs大阪)、9日(vs信州)、10日(vs信州)に続きこの試合で5試合目となった。
1クォーターを14-13とFE名古屋が1点リードで終えると、2クォーターにFE名古屋 #21 笹山 貴哉の2本の3ポイントや#54 ショーン・オマラのインサイドからの得点を許し、前半終えてスコア40-28とキングスは12点ビハインドとなる。3クォーターに追い上げたいキングスだったが、逆にFE名古屋に最大15点リードされる苦しい展開。4クォーター残り08:52には49-47と2点差まで迫るも逆転には至らず、最終スコアは68-57でキングスは11点差で敗戦。
キングスはこの日の敗戦で今季二度目のリーグ戦連敗。3ポイントシュート確率がチーム全体で16.7%(4/24)とシュートタッチに苦しみ、試合トータルの57得点は今季最少得点だった。
試合スタッツ:Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2024/01/06 FE名古屋 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
試合後の記者会見でキングスの桶谷ヘッドコーチは、試合の勝敗以上に大事な事があると強調した。
「仙台さんとの日曜日の負けを受けてのこのゲームで、バスケットのディフェンスの部分で直せる部分は選手たちが頑張れたと思うんですけど、キングスが一番求めているのは、勝ち負けはもちろん勝つに越した事はないと思うんですが、チームとして皆が団結してバスケットするところが無くなってしまっていたと思います」
「今回、能登半島のああいう状況がある中で、自分たちは好きなバスケットを続けていて、バスケットというスポーツで何かが伝えられると思っているから自分たちはバスケットをやっているんですが、ただやっぱり自分本位になっている。全てにおいて自分本位になっていて、納得いかないチーム状態になっている」
「僕は負けたのは自分自身が受忍できるし、そうではなく、そもそもまず勝ち負け以前に、キングスはなぜ皆がこういうカルチャーを繋いできて、こういう球団になってきたのか。それをしっかり理解した上で自分たちのやるべき事をやって欲しいと思います」
キングスはこれでB1リーグ戦19勝8敗。この日は西地区2位の島根と名古屋Dも敗れたためゲーム差3の西地区首位は変わらないものの、東地区首位のA東京(23勝4敗)、中地区首位の三遠(23勝4敗)はそれぞれ勝利したため、全体首位との勝利数は4差に広がった。キングスの次戦は1月7日(日)、同じくFE名古屋とGAME2を対戦する。