県外でも頑張っている姿を沖縄の子ども達に見せたい ~三遠ネオフェニックス#32 山内 盛久 インタビュー

12月29日(水)の琉球ゴールデンキングスvs三遠ネオフェニックスの試合終了後、三遠ネオフェニックス#32 山内 盛久選手に、盟友でもあるキングス岸本隆一選手とのマッチアップ、そして来年1月に沖縄アリーナで開催されるALL-STAR出場への抱負を伺った。

 

 

──今季初対戦となるキングスの印象は?

やはり現在首位を走るチームだなと感じました。ボールピックのクオリティ、バス、フィジカル、スクリーン。どれをとっても自分たちに足りないものだらけで、やっていてすごく差を感じた試合でした。

 

──対戦前、岸本隆一選手は山内選手を「特に意識する選手だし、彼を乗せないようにマッチアップしたい」と話をしていました。

ゲーム中はあまり話していませんが、自分が知ってる隆一よりも、はるかにディフェンスの強度やオフェンスのクオリティが上がっていて、ここ数年で見違えるほど、プレイヤーとしての厚みが増したなと映像を見ても感じていました。

いざそれをマッチアップして体験すると、やっぱりより凄みが増していて、ここ数年一緒にやっていない中ですごい差をつけられたなと感じました。

それは隆一だけではなく(並里)成もそうだし、一緒にやっていた頃よりもどんどんステップアップしているなと感じたので、逆に自分も現状に満足せずに彼らに追いつけ追い越せという気持ちで、しっかりステップアップ出来るように頑張っていきたいと思います。

 

──来年1月に沖縄アリーナで開催されるALL-STARに選出されました。おめでとうございます。沖縄アリーナに入るのはALL-STARが初めてですか?

外観だけ見ましたがまだ中に入った事は無いので、すごくワクワクしています。映像では何度か見ているんですが、実際にどんな感じなのか肌で感じたいと思っています。

隆一や成は慣れてしまったらしいですけど、すごいアリーナだよと言っていたので、行ける事を楽しみにしてます。

 

──山内選手はじめ元キングスの選手が多く選出されていて、懐かしい選手と一緒にプレイする気持ちは?

すごく楽しみですね。マック(アンソニー・マクヘンリー)も含め桶さん(桶谷HC)もそうなんですけど、自分のキャリアの最初が桶さんからスタートしているので、そういった意味でもとても楽しみなALL-STARですね。

この4人(山内選手、マクヘンリー選手、並里選手、岸本選手)が一緒にプレイしていた事を、今のキングスファンで知る人はたぶん少ないだろうし、また昔を知ってるファンからしてもすごく楽しみな試合だと思います。

また、新しい沖縄の子供たちに、県外に出ても沖縄の選手や元キングスの選手たちは今も頑張ってるんだよ、と見せる場だと思っているので、そんな子供たちに良いものを見せられるよう、楽しみながらプレイしたいと思っています。

 

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

地元で開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2023に貢献するべく奮闘中!
趣味はスポーツビジネス関連の研究。note、Twitterもフォローしてくれると喜びます。

目次