2020年11月15日(日)2020−21 Bリーグ第9節、サンロッカーズ渋谷対名古屋ダイヤモンドドルフィンズのGAME2が青山学院記念館(東京都)にて行われた。
大逆転劇の翌日
前日のGAME1では、サンロッカーズ渋谷(SR渋谷)が27点差を逆転しての勝利してのGAME2を迎えた。
1Q残り5分から渋谷はシュートが入らなくなる。一方名古屋は終盤#4エアーズが4連続得点し、
8-25と17点差と開けられてしまう。
2Qに渋谷の#10ジャクソン、#14マカドゥがファールトラブルに陥る。
21点差となったところで5人交代し、#32山内や#24広瀬が果敢にアタックしていき点差を詰めて
行く。前半終わって25-37と12点差。
「昨日と同じ感じで行けると思っていたかもしれない」
渋谷SR#23野口が記者会見で語ったように、前日の逆転劇を知ってれば、頭にそういう思いが
よぎるのも当然かもしれない。
しかし、3Qでも差は縮まらず、4Q残り4分を切ったあたりで全員日本人とし、外角から狙うも決まらず、
残り1分で#44盛實が2つのファールを受け、5本のFTを決めて意地を見せるも、54-78の24点差で
名古屋が前日の借りを返した。
「自分たちのテンポが悪く、居心地が悪い」(渋谷SR伊佐HC)
渋谷は前日と同様に大差を追いかけるゲームとなった。
「あれだけ落とせば勝ちきれない」(渋谷SR伊佐HC)とのコメントの通り、二桁得点者もおらず、
試合を通してFGの成功率が27.5と低いものになり、自滅した試合となってしまった。
一方、名古屋は二桁得点者が4人。中でも#21笹山が3Pを5本中4本決めつつ、7アシストという活躍だった。
「勝って恩返しができた」(名古屋D梶山HC)という言葉の通り、名古屋にとっては前日の悔しさを晴らす
試合になった。
バイウィークに向けて
今節を終え、バイウィークとなるが、
「危機感を持ってやる」(名古屋D梶山HC)、「ONとOFFをはっきりしつつ、しっかり練習をする」(渋谷SR伊佐HC)
と両HCが語ったように、チームの修正を行う方針のようだ。
次節は12/2(水)。渋谷はホームで横浜を迎え、名古屋はアウェイでの京都戦になる。