琉球がリバウンドで圧倒し東地区の強豪川崎を下す

琉球ゴールデンキングス 川崎ブレイブサンダース
79 Total 65
20 1Q 18
21 2Q 11
24 3Q 13
14 4Q 23
第7節GAME1
8連勝中で西地区首位を走る琉球ゴールデンキングスは東地区の強豪川崎ブレイブサンダースのホームコートとどろきアリーナに乗り込み戦った。リバウンドで圧倒した琉球は終始リードを保ち続け、敵地で貴重な一勝を上げた。

1Q  琉球20-18川崎

1Q序盤、琉球は#24田代直希のスリーで先制、その後もドライブで連続得点。
対する川崎も#34パブロ・アギラールのインサイドからの得点で応戦。
琉球#45ジャック・クーリーを中心にリバウンドを制圧しリズムが生まれ始めるが、ファールが嵩み流れ乗れず。2点リードで1Q終了。

2Q 琉球21-11川崎

第2Q琉球は#13ドウェイン・エバンスが機動力を活かしたオフェンス、ディフェンスで活躍。ハードなディフェンスから得意の速攻が炸裂。点差を12点に広げる。
川崎は流れに乗れず。2Qを通して11点のみに抑え込まれる。#22ニック・ファジーガスはテクニカルファールを取られ、明らかにフラストレーションを溜めていた。琉球はベンチテクニカルを取られるシーンもあったが、ベンチ含めチーム全員で敵地で戦っているエナジーを感じる。

3Q 琉球24-13川崎

3Q序盤、一進一退の攻防が続く中、川崎#22ニック・ファージーガスが高さのミスマッチから得点を伸ばし、ジリジリと点差が詰まり始める。更に昨シーズンMVPの川崎#0藤井祐眞のスティールが炸裂。川崎が一気に流れを掴むかのように思えたが、琉球#45ジャック・クーリーの3連続得点と#13ドウェイン・エバンズの強烈なダンクで流れを断ち切る。琉球はその後インサイドにボールを集め、川崎はファールトラブルに。琉球はフリースローを獲得し着実に得点することに成功。23点差と大きく差を広げ最終Qへ。

4Q琉球14-23川崎

川崎は#11増田啓介が本日2本目の3Pを決めるも。琉球はオフェンスリバウンドから幾度となくオフェンス機会を作り出す。川崎は残り7:09を残し後半2回目のTOを要求。川崎キャプテンの#7篠山竜青のドライブや#22ニック・ファジーガスの得点で食い下がるも、やっと3名揃った外国籍選手が活躍した琉球が逃げ切り勝利を飾った。

勝敗を分けたのはリバウンド

一試合を通してのリバウンド獲得数は川崎27本に対して、琉球46本と圧倒。特にオフェンスリバウンド獲得数は川崎4本、琉球16本と4倍。セカンドチャンスからの得点が4点だった川崎に対し、琉球は15点。#45ジャック・クーリーはオフェンスリバウンド4本を含む14リバウンド、21得点とダブル・ダブルの活躍で勝利に大きく貢献した。
外国籍選手も合流し、9連勝と勢いに乗る琉球に今後も目が離せない。

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この記事を書いた人

OUTNUMBER関東支部メンバー。
沖縄県宮古島出身。東京在住。
関東で行われる琉球ゴールデンキングスのゲームレポートや沖縄出身選手の取材を中心に行います。2023年に沖縄で開催されるFIBAワールド杯を関東から盛り上げていけたらと考えています。

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