第6節 並里成のブザービーターで劇的勝利 8連勝で単独首位に 

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並里成のブザービーターで劇的勝利 8連勝で単独首位に

広島ドラゴンフライズ 琉球ゴールデンキングス
72 Total 74
20 1Q 15
18 2Q 21
18 3Q 18
16 4Q 20
外国籍選手がクーリーのみでも、全員バスケットで広島を破る

10月28日琉球ゴールデンキングスはアウェイで広島ドラゴンフライズと対戦した。前節に続きキングスは#13ドウェイン・エバンスが出場せず、外国籍選手は#45ジャック・クーリーだけという厳しい状況だったが、#32満原がディフェンスではペイントエリア内で互角以上に渡り合い、オフェンスでも速攻に加わりレイアップを決めた。#3並里成は17得点、4アシスト、5リバウンドと躍動、72対72と同点で迎えた残り4.7秒の場面では、ボールを託されるとハイピックでマークをはがし、難しい体勢から見事な決勝ブザービーターを決めた。

 

藤田弘輝ヘッドコーチのコメント

試合を振り返って

けが人の多いなか、1か月で10試合というタフなスケジュールを戦い抜いた選手たちを誇りに思いますし、今日みたいな素敵な試合を見せてくれたことを感謝しています。沖縄の人たちにとって明日の活力となるようなゲームができてとても嬉しく思います。

島根戦に続き外国籍選手が1人の中で、広島のガード陣に激しく圧力をかけ続けたことに対して

ガード陣に対してのプレッシャーは僕らのスタンダードなので、自分たちのバスケットを貫くという姿勢で試合に臨んでいます。オフェンスは日本人のガードが4人いるとかイレギュラーなシチュエーションなので少し工夫したんですけど、全体的にやりたいバスケットの原理原則は全く変わっていません。

広島ドラゴンフライズの印象は

個人個人の能力が高いという印象。チーム力は僕らのほうが絶対に上だと確信していたので、勝つのであればそこ(の部分)で勝とうとゲームプランを組みました。

#3並里成選手のコメント

今日の試合を振り返って

外国籍選手が二人いない中で、#45クーリー選手が一人で頑張ってくれて、#32満原選手もビックマンとして頑張ってくれて、みんなが助け合って40分間戦った結果だと思います。次節の川崎は、サイズのある賢いチームなので僕らもベストを尽くして臨んでいきたいと思います。

タフなスケジュールの10月 10試合を8勝2敗で単独首位に

次節は11月7日(土)、8日(日) アウェイで川崎ブレイブサンダーズと対戦

開幕こそ宇都宮に2連敗を喫したものの、その後は8連勝。その間新外国人選手の合流などもあったが、けが人が続出している現在の状況は決して順風満帆とは言えないが、大黒柱#45ジャック・クーリーを中心に日本人選手が奮起しチーム力で勝ち星を重ねている。次節は11月7日(土)、8日(日)にアウェイで川崎ブレイブサンダーズとの対戦となるが、これまでの過密日程から少しだけ解放されるため、ロスター陣がケガから復帰し、東地区の強豪を相手にどれだけの戦いを見せてくれるのか期待が高まる。

 

 

 

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この記事を書いた人

1983年11月5日生。東京都豊島区出身。那覇市在住。母が那覇市出身で2015年に沖縄移住。沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBERゼネラルマネージャー。
中学2年生のウインターカップ(1997年)で、当時圧倒的な強さを誇っていた能代工業を追い詰める北谷高校の勇敢な戦いぶりに衝撃を受け、以来沖縄のバスケットボールを追いかけるようになる。野球やサッカーに並ぶように、バスケットボールのジャーナリズムを発展させていくことを目指し、2018年10月にOUTNUMBERを創刊した。
2020年にはOUTNUMBER WEB、OUTNUMBER YOUTUBEを運用開始した。

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