すこやか薬局が優勝  社会人バスケットボール選手権大会(女子)

写真:照屋勇人 文・金谷康平、多和田智恵美
OUTNUMBER編集室

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2020年度沖縄県社会人バスケットボール選手権大会 女子決勝

7月26日(日)南城市玉城総合体育館で2020年度沖縄県社会人バスケットボール選手権大会の準決勝・決勝が行われた。女子は近年の沖縄で2強を形成するすこやか薬局とOMガスSSが顔を合わせた。持ち前の走るバスケットで試合を優位に進め、4Qに突き放したすこやか薬局が優勝した。

〈女子 準決勝〉

すこやか薬局 91-71 南風原石油

OMガス石油SS 76-56 盛照

 

〈女子 決勝〉

すこやか薬局 65-55 OMガス石油SS
(14-15、19-13、14-18、18-9)

 

 

優勝・すこやか薬局 照喜名悟HCのコメント

常に全員バスケット、できるだけ全員でゲームに出て、1人1人が一生懸命プレーした。2時間の練習を週に2日ですけど、なかなか一般は練習機会がないですけど、(短い時間で)集中してやろうと頑張っていました。

優勝・すこやか薬局 #12上原杏菜キャプテンのコメント

ほっとした感じです。OMガスさんがライバルとしてやってきて、去年やっと2回勝てて、今年度はじめての試合なので気合を入れて臨み、今までの練習の成果が実った試合になりました。練習ができない時期には、みんなにはこういう大会への試練という形で伝えて、集まった時には最初からガンガン走るメニューを皆で声を掛け合いながらやってきました。

 

準優勝・OMガス 宮城ちづるHCのコメント

相手チームの得意とする、走るバスケットをさせないようにディフェンスで止めたかったが走られてしまい、シュートの精度も相手が上で、流れを引き寄せられなかった。セットプレーや体力の向上を図り、12月に向けて仕上げていきたい。

 

準優勝・OMガス #5西兼盛しの選手のコメント

自粛期間明け全体練習も満足に出来ていなかったが、一回戦から試合を重ねるごとにみな段々と良くなってきた。スコアではもっと離されるかと予想したが、お互いに声掛けを絶やさず、1人1人の良さを生かせる時間帯もあり、粘れたのは収穫であった。今後も体力面の向上と若いメンバーのポテンシャルも高めていきたい。

 

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この記事を書いた人

1983年11月5日生。東京都豊島区出身。那覇市在住。母が那覇市出身で2015年に沖縄移住。沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBERゼネラルマネージャー。
中学2年生のウインターカップ(1997年)で、当時圧倒的な強さを誇っていた能代工業を追い詰める北谷高校の勇敢な戦いぶりに衝撃を受け、以来沖縄のバスケットボールを追いかけるようになる。野球やサッカーに並ぶように、バスケットボールのジャーナリズムを発展させていくことを目指し、2018年10月にOUTNUMBERを創刊した。
2020年にはOUTNUMBER WEB、OUTNUMBER YOUTUBEを運用開始した。

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