琉球ゴールデンキングス、待望の“沖縄アリーナ初勝利” [2021.05.08]

5月8日(土)第35節GAME1、琉球ゴールデンキングスvs京都ハンナリーズが沖縄アリーナで行われ、78-73でキングスが勝利した。

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キングス念願の新アリーナ1勝目・泥臭く掴んだ勝利

両チームレギュラーシーズン最終節となる今試合は一進一退の攻防が続き、試合後、琉球ゴールデンキングスキャプテンの#24田代は「泥臭く掴んだ勝利」と振り返る重い展開の試合となった。

常に積極的に仕掛けた#88 牧
リバウンドから得点を重ねた#45 クーリー
#0 石崎巧の存在感は際立っていた

試合はコーナーでフリーになった#88牧のシュートでキングスが先制。キングスはパスをさばきながら#24田代、#13エヴァンス、#45クーリーもインサイドで得点。京都も守りでスイッチ後のマッチアップローテーションをしっかり果たし甘いパスをスティール、攻撃につなげると#0 寺嶋が持ち味であるスピードのあるドライブから攻め込み、キングスのファウルを誘いフリースローを得ながら得点を重ねる。

2Q、京都#50 サイモンのジャンパーで先制点を得て16-18と逆転を許すも、次のポゼッションでキングス #14岸本がバックステップを踏みながら得意のペリメーターからのシュートを決める。両チーム一進一退の展開を繰り広げ、点差は詰まったまま。

後半40-36で追われるキングスは、#88 牧が気持ちを前面に押し出す果敢な攻めでゴールを決め、またドライブからペイントエリアの#45クーリーや#24田代へアシストし、常に得点に絡む。

しかし京都も#50 サイモンが打点の高いジャンパーを決め、突き放せないキングス。3Q途中交代で入ったキングス#0 石崎が残り5分の場面でユーロステップからのシュートを決めて48-42、直後にリング下#13エヴァンスへアリウープパスを通す。さらに石崎はコーナーから3ポイントシュートを決めて、キングスブースターを沸かせた。

キングスは守備の場面では#88牧が身体を張ったディフェンスを続け、ライン際ルーズボールにも飛び込みアグレッシブなプレーを見せる。牧は残り2分を残し惜しくもファウルアウト。だがその後もキングスは全員で守り抜き、ついに念願の〝沖縄アリーナ初勝利″を手にした。

キングス#45 クーリーは15得点、15リバウンドでダブルダブルを達成。京都のビッグマン#50 サイモンの6リバウンド、#32 ハーパーの8リバウンドを上回り、まさに大黒柱として勝利に貢献した。

試合スタッツ:Bリーグ 2020-21 B1リーグ戦 2021/05/08 琉球 VS 京都 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

試合後記者会見コメント

京都 小川伸也HC

—本日試合の総括

常に主導権は握られていたので、最後に競った時に勝ちきれませんでした。勝てはしませんでしたが、そのなかで練習してきたディフェンスだとか良かった部分も多く見られたので、あと1試合自分たちがやるべきことをしっかりと出し切りたい。

—沖縄アリーナについての印象

まずアリーナに入った瞬間に日本にはない素晴らしい空間だなと思いました。仕事柄アメリカに行くことがあるのですが、本当にアメリカのような施設ですし、プレーしている選手たちもすごく喜んでいました。こういうところでバスケットボールができるというのは幸せだなと感じました。

—選手たちはいつも以上のパフォーマンスが出ていましたか?

そうですね。自分たちはコロナがあったりしたなかで、コンディションがなかなか上がらなくて、ケガ人も多数出てしまい難しい状況ではありました。それでも自分たちの持てるすべての力は出せていたと思います。

キングス 藤田弘輝HC

—試合を振り返っていかがでしたか?

新アリーナで1勝目をあげることができて良かったと思っていますし、モチベーションを上げるにはハードな状況の中、選手たちはよくファイトしてくれたと思っています。

—石崎選手の今日のプレイに対する印象はいかがですか?

コートの空気やゲームの流れを変える石崎さんらしい期待通りのプレイをしてくれました。

—明日の試合への課題は?

まずはケガをしないように気をつけて、相手チームでもなく審判でもなく自分達のやるべきことに集中していきたい。

—レギュラーシーズン、ここまで勝ち星を重ねられたことについて

自分たちがしてきたことを信じられる自信になると思います。選手たちがハードワークした結果なので選手を讃えたい。

—タイトなスケジュールでCSに入るが、選手たちとのコミュニケーションの面で気を付けていることは?

個人個人で違うアプローチの仕方で非常に難しく、外国人選手には特に多くコミュニケーションをとるようにして、無理をさせないように気をつけています。日本人選手に関しては自分から「休む」とは言えない、弱さにつながる風潮があり難しい部分もあるが、順位が決まって1位という現状をポジティブにとらえて、トークしていきたい。

(取材・写真:多和田ちえみ)

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