B1第35節渋谷が5連勝 石井講祐が5本のスリーポイントを決めCS出場へ波に乗る

サンロッカーズ渋谷 レバンガ北海道
98 Total 83
26 1Q 21
22 2Q 16
18 3Q 21
32 4Q 25

4月25日(日)サンロッカーズ渋谷はレバンガ北海道をホーム(青山学院記念館)に迎え第35節Game2を戦った。昨日のGame1に続き渋谷が北海道に一度もリードを許さずレギュラーシーズンホームコートでの最終戦を勝利で飾った。

インサイドで機動力と得点力を発揮した渋谷#14ジェームズ・マイケル・マカドゥ

試合は序盤から渋谷が終始リードする展開。オンザコート1(コート上に外国籍選手が出場している人数)でインサイドを全員でカバーしてくる北海道を逆手に取り、ペイントアタックからのキックアウトでからワイドオープンをつくりだすと、#1関野、#34ライアン・ケリー、#27石井が高確率でスリーポイントを決めていく。対する北海道も#7中野のミドルジャンパーと#0橋本のペイントアタックで応戦。

渋谷#32山内はスタッツには残らない前線からのハードプレッシャーとゲームコントロールで勝利に貢献

しかし、北海道は第1、2クォーター共にクォーターの中盤はいいリズムを掴みかけるも、クォーターの始まりと終わりを渋谷がきっちり抑え安定したゲーム運びをみせると前半を48-37でリードした。

第3クォーターはどちらの流れでもない立ち上がりの中、北海道が点差を8点差とするも、渋谷#10チャールズ・ジャクソンと#14マイケル・マカドゥがインサイドを攻め立て流れを引き戻す。最終クォーターも渋谷の勢いは止まらず98−83と一度もリードを許さずホーム最終戦を勝利した。

 

北海道のベテラン選手たちを讃えたライアン・ケリー

北海道は現在東地区最下位に位置し、外国籍選手も怪我が続いている厳しいチーム状況である。しかし、ある意味ゲームが決まってしまっている点差の中でもベテランの#0橋本、#8多嶋、#11桜井は最後の最後までルーズボールにダイブし気迫あるプレーを魅せていた。その姿に渋谷のエース#34ライアン・ケリーも「チャンピオンシップを戦う上で大切なメンタリティだ。参考にしたい」とコメント。

渋谷#9ベンドラメと北海道#0橋本

どんな場面でも全力を尽くしボールに喰らいつくベテラン3名の背中から北海道の若手選手は多くのことを感じているに違いない。

次節(51日、2日)サンロッカーズ渋谷は川崎ブレイブサンダースのホームとどろきアリーナで試合を行う。

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この記事を書いた人

OUTNUMBER関東支部メンバー。
沖縄県宮古島出身。東京在住。
関東で行われる琉球ゴールデンキングスのゲームレポートや沖縄出身選手の取材を中心に行います。2023年に沖縄で開催されるFIBAワールド杯を関東から盛り上げていけたらと考えています。

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