【試合結果】キングス、アウェーで島根に悔しい逆転負け 4/14(日)B1リーグ第32節

4月14日(日)、琉球ゴールデンキングスはアウェーで島根スサノオマジックと対戦して、77-73で敗れた。

前日のGAME1を66-80で勝利したキングス。この日は勝利すればチャンピオンシップ(CS)出場が決定する試合だった。

 

キングスのスターティングメンバーは、#7 アレン・ダーラム、#14 岸本 隆一、#30 今村 佳太、#34 小野寺 祥太、#45 ジャック・クーリー。

1クォーター、キングスは得意のボールムーブメントから高いシュート確率で得点して18-22と4点リードを奪う。2クォーターは島根のエース、ペリン・ビュフォードが12得点をするが、キングスはビュフォード以外の選手に得点を許さず、前半終えて30-42とキングスが12点リードで折り返す。

 

3クォーターのスタート、キングスは岸本ではなく#88 牧 隼利を起用。3クォーター冒頭にキングスはクーリーがスティールから速攻で得点するが、オープンの3ポイントシュートが決まらず徐々にリズムを失っていく。3クォーター後半から、島根のダブルエースであるビュフォードと安藤 誓哉が得点を量産。3クォーター終了時のスコアは50-54と島根が4点差に追い上げる。

4クォーターも島根の勢いは衰えず、残り7:59に安藤の得点で58-56と島根がついに逆転。キングスは追いかける展開となるが、3ポイントシュートを決めることが出来ず、ディフェンスでも島根の日本人ビッグマン谷口 大智にシュートを決められるなど、ホームの大声援に後押しされる島根の勢いを止められなかった。最終スコアは77-73で島根に4点差で敗戦。

 

キングスのCS出場決定は次戦以降に持ち越しとなったが、西地区優勝マジックは地区2位の名古屋Dが敗れたために一つ減って、マジック5となった。

試合結果:Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2024/04/14 島根 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

 

 

試合後の記者会見、キングスの桶谷 大ヘッドコーチは、自分達のペースで戦えた前半を評価しつつ、後半にオープンショットを決められなかったリズムの悪さがディフェンスにも響いた事を敗因に挙げた。

「前半は自分たちのペースで試合が出来て、失点も30点抑える事が出来た。3クォーターで自分たちのオープンショットが入らず島根に余裕を与えてしまい、安藤選手が積極的にオフェンス参加してきて島根のペースになってしまった。隆一がいないところでインサイドを固められて、自分たちもインサイドアウトから外のシュートを打てていたが、それが約20%しか入らず辛い展開になってしまった。オフェンスのシュートが入らずそれがディフェンスにも影響してしまった。島根は谷口選手や白濱選手がオープンショットを決めて、オープンショットを決められたかどうかが勝負の差になってしまった」

 

この日14分半の出場で11得点6リバウンドだった #53 アレックス・カークは、「島根は素晴らしい選手がいる危険なチームで、自分達がコントロール出来る部分をコントロール出来ず、島根を乗せてしまい4クォーターの展開を作ってしまった」と敗因を語った。

 

キングスの次戦は4月17日(水) ホーム沖縄アリーナに戻り、佐賀と対戦する。キングスの西地区優勝は、キングスが連勝して2位の名古屋Dが連敗した場合、最短で4月21日(日)のホーム長崎戦となる。

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