キングス、強度の高いディフェンスで北海道を封じて4連勝 [2026.04.04]

2026年4月4日、沖縄サントリーアリーナで行われた 琉球ゴールデンキングス vs レバンガ北海道 GAME1は、終始主導権を握ったキングスが83-74で勝利を収めた。キングスはこれでリーグ戦4連勝。強度の高いディフェンスと、勝負どころでのリバウンド力が光ったキングスの完勝と言える試合展開だった。

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試合総括

チャンピオンシップ(CS)進出に向けたワイルドカード争いが熾烈を極める中、この試合前までキングスは32 勝15敗、北海道は31勝16敗とわずか1勝差。CS順位を争う両者の直接対決となった。

試合の立ち上がり、ペースを掴んだのはアウェーの北海道だ。エースの#30 富永啓生が連続得点を挙げ、先手を取る。しかし、キングスは慌てなかった。#4 ヴィック・ローが精度の高いシュートで局面を打開すると、途中出場の#8 佐土原遼がエナジーをもたらし、一気に流れを引き寄せた。さらに#14 岸本隆一が、得意の3ポイントシュートや確実なフリースローで加点し、好調さを見せた。キングスのペイントアタックも効果的に決まり、1Qを24-13とリードして終えた。

2Qに入ると、キングスの組織的なディフェンスがさらに機能し始める。北海道の強力なインサイドの起点である#22 ジャリル・オカフォーに対して、キングスは早いタイミングでダブルチームを仕掛け、ローテーションをきっちりと遂行した。オカフォーに自由を与えず、北海道のオフェンスを停滞させた。攻撃では岸本が安定したパフォーマンスを見せ、前半だけで13得点をマークした。44-30と、キングスが14点のリードを奪って試合を折り返した。

後半、点差を詰めたい北海道は、3Q立ち上がりに#15 島谷怜が3ポイントシュートを沈めて反撃の狼煙を上げた。しかしキングスは、#45 ジャック・クーリーがインサイドで身体を張り、着実にファウルを獲得してリードを保った。また、北海道の#5 ケビン・ジョーンズに対するキングスのタフなディフェンスも好材料となり、北海道に決定的な連続得点を許さなかった。63-50で迎えた最終4Q、北海道はゾーンディフェンスを交えながら、富永の時間帯を作り猛追を図る。富永はこのクォーターだけで11得点という見事な爆発力を見せた。

しかし、勝負の分かれ目においてキングスのしたたかさが上回った。北海道に点差を縮められそうな苦しい時間帯でも、#53 アレックス・カーク(13得点13リバウンド)らが強力なオフェンスリバウンドでポゼッションを回復し、主導権を渡さなかった。そのまま逃げ切り、最終スコアは83-74となった。

キングスはチーム全体でリバウンド数(43対34)で優位に立ち、オカフォーやジョーンズといった北海道のインサイド陣を組織的な守備で封じ込めたことが最大の勝因だ。一方の北海道は、富永が両チーム最多の24得点と気を吐いたものの、前半のビハインドが最後まで重くのしかかる結果となった。

試合スタッツ:りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 2026/04/04 琉球 VS 北海道 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

主要選手のパフォーマンス

キングス #14 岸本隆一: チーム最多16得点を記録。特筆すべきは7/7と完璧に決めたフリースローの精度だ。接戦のプレッシャー下で確実にポイントを積み上げる安定感で、チームに冷静な空気をもたらした。

キングス #15 松脇圭志: 日本人選手最長の約27分の出場時間で、相手エースの富永啓生へ徹底したディフェンスを遂行。富永と他の選手を分断してキングスの勝利に大きく貢献した。オフェンスでは得意の3ポイントは決まらなかったものの、ウイングからのドリブルペネトレイト、ビッグマンへの的確なポケットパスでオフェンスリズムを作り上げた。

キングス #21 デイミアン・ドットソン: 12得点を挙げるとともに、積極的なペイントアタックでオフェンスに深みを与えた。試合終盤の実行力に加え、感情をコントロールしながら自らの役割を全うする経験値の高さが、チームの勝利を下支えした。

北海道 #30 富永啓生: 両チーム最多の24得点をマーク。厳しいマークに対しても、第4Qで見せた連続得点は圧巻であった。リーグ屈指のシュート能力だけでなく、試合を通じて相手のディフェンス強度に適応する修正能力の高さを示した。

勝敗を分けたキーファクター

リバウンドの圧倒と「スリービッグ」の威力

キングスはリバウンド総数で43対34と北海道を圧倒した。この「+9」という差は、セカンドチャンスポイントの機会を増やすだけでなく、北海道の最大の武器であるトランジションオフェンスを未然に防ぐことにも繋がった。特にヴィック・ロー、ジャック・クーリー、アレックス・カーク(あるいはデイミアン・ドットソン)を同時起用する「スリービッグ」が、北海道の高さ不足を突く決定的な要因となった。

オカフォー封じのダブルチーム戦略

北海道の攻撃起点である#22 ジャリル・オカフォーをわずか10得点に抑え込んだ。キングスはローポストにボールが入る瞬間に徹底的なダブルチームを仕掛け、適切なディフェンスローテーションで、オカフォーの得点とパス供給の双方を封殺した。

EASLの教訓が生んだ「我慢」の質

桶谷大HCが強調した「我慢」という言葉。東アジアスーパーリーグ(EASL)セミファイナルでの手痛い敗戦から得た、接戦時にパニックに陥らず役割を徹底するという教訓が、第4Qの富永啓生の猛追に対しても沈着冷静なゲームクローズに繋がった。4Q開始直後、北海道のトランジションオフェンスから連続で3ポイントを決められた直後にすかさずタイムアウトを取り、トランジションディフェンスを立て直した場面は、チームが「我慢」できるようになった事を表していた。

ヘッドコーチ・選手会見の要約

琉球ゴールデンキングス 桶谷大HC

Q:本日試合の総括

出だしはディフェンスがルーズに入ってしまい、相手に連続得点を許しました。前半は相手のシュート不調に助けられましたが、後半はトランジションからの失点や、ペイント内での失点、さらに13本のオフェンスリバウンドを許すなど課題が残る内容でした。北海道のようなトップチームに勝つにはより細かな精度が求められるため、明日に向けて再度気を引き締めて戦わせたいと思います。

Q: 試合終盤、好調なドットソン選手が攻める一方で、相手はビッグマンに全スイッチしてきました。オフェンスの選択肢としてどのような意図がありましたか?

桶谷HC: 本来は相手守備のウィークネスであるオカフォー選手を狙う意図がありましたが、相手がビッグマンに全てスイッチしてきました。その状況下で、今日はドットソン選手や岸本選手が効果的にペイントタッチできていたためあの形を選択しました。誰を使うかは、その場面やタイミングで誰が最も優位性を持っているかで判断しています。

Q: 相手のエースガードを抑える松脇選手の守備が光っています。現在の彼の評価と、オフェンス面で求める「エゴ」のバランスについてどう見ていますか?

桶谷HC: 松脇選手と小野寺選手はリーグトップクラスのウイングディフェンダーであり、相手のトップスコアラーをあそこまで抑えられたのは大きかったです。エゴについては、松脇選手は日本代表を狙える素材ですが、性格的に控えめな部分があります。無理にとは言いませんが、序盤に比べてボールに絡む場面も増えており、現在は非常に良いバランスでプレーできていると思います。また、シュートが入らなくてもポケットパスなどでチームにプラスをもたらしています。

Q: 強力なオカフォー選手を10得点に抑え込んだディフェンスについて、どのように評価していますか?

桶谷HC: 明日も試合があるため戦術的な詳細は伏せますが、オカフォー選手を10点に抑えられたこと自体は非常に高く評価できると考えています。

Q: 第4クォーターで相手に連続で3ポイントシュートを決められた際、早めにタイムアウトを取りましたが、どのような意図でしたか?

桶谷HC: オフェンス自体は悪くなかったのですが、トランジション(攻守の切り替え)から崩されて連続失点したためです。北海道はトランジションとセカンドチャンスから勢いづくチームなので、まずはトランジションのディフェンスを徹底するよう伝えるためにタイムアウトを取りました。

Q: EASL終了後、チームの連携や噛み合いについてどのような手応えを感じていますか?

桶谷HC: ドットソン選手のフィットと、ツービッグ体制を作れる時間帯があることが非常に大きいです。また、2番ポジションも安定しています。序盤は各々のエゴによってチーム作りが難しい時期もありましたが、シーズン終盤になり、全員が与えられた役割を徹底しようとしていることがチームの総合力に繋がっています。

Q: 松脇選手が最近ペイントアタックを意識しているようですが、これについてどう見ていますか?

桶谷HC: 彼個人だけでなく、チーム全体として「外でボールを回すだけでなく、ペイントタッチからクローズアウトの状況をどれだけ作れるか」に取り組んでいます。松脇選手は指示を聞き逃さずしっかり遂行する選手なので、その意識を体現してくれているのだと思います。

Q: 選手たちが役割を徹底するようになったのは、これまでの積み重ねですか?それとも最近の勝利による良い雰囲気のおかげでしょうか?

桶谷HC: 間違いなくEASLがターニングポイントになりました。EASLでの1敗は我慢できずに自滅した試合でしたが、それ以降は劣勢でも我慢したことで勝利を掴めました。「我慢できるか」という教訓を得られたことが一番の収穫であり、シーズン終盤に向けて非常に良いタイミングで貴重な経験を積めたと感じています。

琉球ゴールデンキングス 松脇圭志

Q: 本日試合の総括

松脇: 試合の入りはあまり良くなかったですが、その後立て直して、勢いに乗せると止められない北海道をチーム全体で止められたのは良かったです。明日も出だしからもっとハードにやっていきたいです。

Q: マッチアップした富永選手の印象と、本日のディフェンスの手応えについて教えてください。

松脇: 以前から富永選手のことは知っており、彼の武器である3ポイントを簡単に打たせないよう意識しました。2ポイントは仕方ないと割り切り、少しミスもありましたが上手く守れたと思います。

Q: スリービッグでの出場が増えていますが、チームの連携やフィット感はいかがですか?

松脇: 難しい部分もありますが、自分自身が何をすべきか理解してきました。チームとしても、どういうプレーをしてどこを狙うべきかが以前より理解できてきたと思います。

Q: CSに向けて、チームとしての上積みや手応えは感じていますか?

松脇: もちろん課題はありますが、いい形で入れていると思います。

Q: 相手の日本人エースガードを抑える「エースキラー」としてプレータイムが伸びていますが、意識していることはありますか?

松脇: 非常に意識しています。オフェンスで点を取る選手は他にたくさんいるため、自分は相手の日本人エースを気持ちよくプレーさせないよう、得点を抑えることが大事だと思っています。

Q: ポケットパスやドライブなど、オフェンス面でも意識的にクリエイトしようとしているのでしょうか?

松脇: 自分のオフェンスが3ポイントだけにならないように意識していますし、チームとしてポケットパスを強調しているため、自分が入る場面があればその役割を担うようにしています。

Q: 在籍年数も長くなり、試合終盤を任されることも増えましたが、中心メンバーとして引っ張る意識はありますか?

松脇: 引っ張るというほどではないですが、桶谷HCの考えも理解できているため、「こうしていこう」と試合中に気づいたことを助言するようになりました。

Q: CSに向け順位も上がってきていますが、チームが噛み合ってきた確かな手応えはありますか?

松脇: 全員がやるべきことを理解し始めていると思うので、チームとしての手応えは感じています。

Q: ディフェンス時に積極的にプレッシャーを仕掛けた時のマークのずれができた際のローテーションなど、チームディフェンスがスムーズになっているように見えます

松脇: バイウィーク中に練習を重ねたことで、以前よりローテーションが早くなり、全員の意識が高まってしっかり遂行できるようになりました。チームの決まり事があるため、全員がその決まりを理解してローテーションしている状態です。

Q: 1試合負けただけでも状況が変わるワイルドカード争いの中、チームの雰囲気はピリピリしていますか?

松脇: ピリついていることはなく、どちらかというと楽しんでおり、いつも通りやれています。

Q: CS出場が確実な状況ではない中で、これまでとのメンタルの違いやプレッシャーは感じていますか?

松脇: もちろん勝つことやCS出場は大事なので意識はしますが、プレッシャーでピリつくことはありません。それよりも「自分たちの積み上げてきたバスケットをやろう」という意識が強いです。キングスに来て4年目で今までと違うシチュエーションですが、プレーしている感覚としてはあまり変わりません。

琉球ゴールデンキングス デイミアン・ドットソン

Q: 本日試合の総括

ドットソン: 競争心の高い試合でした。北海道はペースが速く得点力が高いチームだったので、明日は相手のペースを少しでも落とさせるようにしたいです。お互いにとってリバウンドが鍵になる試合でしたし、CSやプレーオフを見据える上で大事な1戦だったと思います。

Q: 3月のバイウィーク明けから相手の弱点を突くプレーを継続してトライしていますが、ご自身でプレーしていて手応えはいかがでしょうか?

ドットソン: このチームにはジャック・クーリー選手、アレックス・カーク選手、岸本選手、ヴィック・ロー選手など、非常に経験値の高い選手が揃っています。それに加えて小野寺選手や松脇選手も含め、バイウィークからチームとしてしっかり積み重ねようと話していたことを体現できているのは良いことだと思っています。

Q: ペイントタッチがチームにかなり影響をもたらしているという認識はありますか?

ドットソン: 相手がアンダーで守ってくるので、武器であるシュートを打ちます。そうすることで相手にチェイスさせ、結果的に良いペイントタッチができていると思うので、あとは良い状況判断ができればと思っています。

Q: アウトサイドシュートの感覚などはいかがですか?

ドットソン: 自信を持って打ち続けるだけだと思っています。

Q: センターがいる中でリバウンドを7本取りましたが、取る時に意識しているポイントはありますか?

ドットソン: 正直に言うと運が良かったのもありますが、良いポジションを取ることでこぼれ玉を拾えると思っています。

Q: クロスオーバーの幅が広がり印象的ですが、いつ頃からあのようなスタイルになったのですか?

ドットソン: 学生時代からです。あまり多くの情報は出せません、企業秘密です(笑)

Q: あのクロスオーバーからスリーポイントを打つ時は体感やバランスが難しいと思いますが、どんな意識で打っていますか?

ドットソン: 練習あるのみです。

Q: ゲームクローズの場面で見事な活躍をされていましたが、自分がアタックすべきタイミングは試合を重ねることで分かってきたのでしょうか?チームメイトとのケミストリーについての感覚を教えてください。

ドットソン: チームとしてすごく自信を持ってプレーできています。みんなが共通認識を持っているので、誰かがミスをしても他の人がカバーできるチームです。先ほど言ったようにベテランが多いので、それがチームにとって良い形で働いていると思います。

Q: ビッグマンを中心としたキングスのクラシックなスタイルにアジャストするのは難しかったですか?

ドットソン: クーリー選手やカーク選手と2人同時にプレーすることはあまりないですが、それぞれとプレーする時はしっかりとコミュニケーションをとるようにしています。毎日新しい学びがあり、新しい日であることを意識しながら日々を過ごしています。

Q: ヒューストン大学のケルビン・サンプソンHCのような厳しいスタイルには慣れていますか?

ドットソン: はい、高校の時のコーチも中学の時のコーチも同じようなタイプのコーチだったので、すごく慣れています。

Q: シュートが決まらない時に悔しそうな表情をしたり、逆に決まった時に声を出したりしていましたが、その時の感情について教えてください。

ドットソン: ええ、よくある普通のことです。自分のシュートには日々とても努力し力を入れているので、入らなかった時はフラストレーションが溜まったり怒りを感じることもあります。今日はいつも以上にそれが表情に出てしまったかもしれませんが、それでも自分のシュートには集中し続けています。

Q: プレーオフに向けての1番大事な時期を、どのような気持ちで戦っていますか?

ドットソン: プレーオフに関してはすごく楽しみです。自分たちの持てる力を出し切れたらいいと思っていますし、そこに辿り着くまでに大切な試合がまだ数試合残っているので、チームとしてしっかり集中していきたいです。

レバンガ北海道 トーステン・ロイブルHC

Q: 本日試合の総括

ロイブルHC: 自分たちのプレーがシャープさを欠き、アグレッシブさも足りない試合でした。後半は前半よりも改善されましたが、今日の内容では琉球のようなトップチームから勝利を挙げるのは難しいと感じています。

Q: 今日の試合ではインサイドの選手が10得点に抑えられ、キングスにうまく守られた印象です。この点をどう捉え、明日の第2戦に向けて何を期待しますか?

ロイブルHC: 琉球は非常にディフェンスが堅固なチームであり、我々が今季74点に抑えられることはあまりありませんでした。最大の課題は、今日のオフェンスにおいてボールの動きが非常に悪かったことです。ボールがしっかり動けばオカフォー選手を含めて得点できるのですが、相手の堅い守備を破るために不可欠なボールムーブメントが上手く機能しませんでした。

Q: 特定の選手が相手のディフェンスに苦しんでいるように見えましたが、それについてどうお考えですか?

ロイブルHC: 先ほどの回答と重なりますが、やはりボールの動きをさらに速くしなければなりません。相手がダブルチームに来るということは、必ず誰かがノーマークになっている状況なので、そこを確実に見つける必要があります。ダブルチームに対するパス出しがワンテンポ遅れてしまったことが今日の大きな課題であり、自分たちの流れを作れなかった最大の要因です。

Q: 後半に入ってからチームの流れが良くなったように見えましたが、ハーフタイムにそういった指示を出したのでしょうか?

ロイブルHC: そのことについてハーフタイムに話し合いました。また、後半の方がファウルの判定がイーブンになった印象を持っています。北海道はリーグ内でもフリースローの試投数が多いチームですが、前半の20分間でフリースローがわずか2本というのは非常に珍しいことです。自分たちのボールムーブメントやアグレッシブさが足りなかったためにフリースローがもらえなかったのか、しっかりと映像を見直して検証する必要があります。実際にオカフォー選手もフリースローが1本のみにとどまりました。

レバンガ北海道 富永啓生

Q: 本日試合の総括

富永: オフェンスが上手く噛み合わず、珍しくロースコアの展開でスタートしてしまいました。後半は耐えて一時は6点差まで迫りましたが、琉球さんもすぐに対応してきたため難しかったです。あのような勝負所でしっかりやりきれるようにしていきたいです。

Q: 前半、特に琉球のプレッシャーを感じた部分は具体的にどこでしたか?

富永: 守備の強度自体は他チームと変わりませんが、試合の展開やペースの速さといった部分で、いつもとは違うと感じました。普段の走る速いバスケットが出せず、前半はトランジションからの得点も伸びなかったため、自分たちらしいバスケットとは言えない内容でした。

Q: 琉球のペースで進む時間が長かったですが、明日の勝利に向けてどう崩していく必要がありますか?

富永: 第3・第4クォーターは相手のペースに適応できたので、それを第1クォーターからしっかり出せれば全く違う展開になると思います。シュートの確率は日によって変わるので、入らない時こそディフェンスでしっかり守っていくことが重要です。

Q: 沖縄アリーナでアウェーとしてプレーしてみて、雰囲気はどう感じましたか?

富永: ここに来るたびに思いますが、本当にすごい声援です。今のBリーグではなかなか聞けないような歓声があり、アウェーであってもプレーしていて楽しいアリーナの一つだと感じています。

Q: 琉球の強力なインサイド陣に対し、味方のオカフォー選手が10点に抑えられました。対戦してみてキングスの印象はいかがですか?

富永: 相手のビッグマン2人がゴール下を支配し、オフェンスリバウンドも本当に強いので、そこはしっかり抑えなければいけません。同時に、自分たちももっとオカフォー選手を探してパスを入れるべきでした。パスを入れられる場面でのミスがあったので、そこをしっかり突いて相手を崩していけるようにしたいです。

Q: 宇都宮や琉球といったトップチームと対戦して、トップチームとの違いを感じますか?それとも今の自分たちでも勝てる自信を持っていますか?

富永: 全然勝てると思っています。大舞台を経験してきたチーム特有の落ち着きや経験の差はありますが、「自分たちの試合運びができればどのチームにも勝てる」という自信がチーム全体にありますし、「絶対に勝てない」と感じたことは全くありません。

Q: 経験の差やチームのカルチャーといった違いは感じますか?

富永: 琉球はずっと勝ちを知っているチームなので、勝ち方を知っているというのは確かにあると思います。自分たちはまだそういうチームではありませんが、今年新しいカルチャーを築き上げている最中なので、トップチームからしっかり学んでいきたいと思います。

(写真:照屋勇人、取材・文:金谷康平、構成:湧川太陽)

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この記事を書いた人

地元で開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2023に貢献するべく奮闘中!
趣味はスポーツビジネス関連の研究。note、Twitterもフォローしてくれると喜びます。

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