9年の歴史が紡ぐ、選手と子供たちの絆 琉球ゴールデンキングス「ドリームスタディドリル」を沖縄市内の小学3年生全員へ寄贈 [2026.02.27]

琉球ゴールデンキングスがホームタウンである沖縄市の子供たちへ送る「夢の教材」が、今年もその手に届けられた。

2026年2月27日、沖縄市役所にて「琉球ゴールデンキングス ドリームスタディドリル」の贈呈式が行われた 。今年で9回目を数えるこの取り組みは、単なるスポーツ振興に留まらず、地域に根差した球団として子供たちの「学び」を支える重要な活動となっている。

今回の贈呈式には、選手を代表して荒川颯とウイタカケンタが出席 。地域への想いや、プロ選手として教材に掲載されることの意義について話してくれた。

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9年の歴史が紡ぐ、選手と子供たちの絆

このドリルを続けてきた意義について、沖縄バスケットボール株式会社 仲間陸人社長は「今年も沖縄市の小学3年生1,500名以上の皆さんへお届けすることができて嬉しい。キングスユースにも、このドリームスタディドリルで学んだ経験のある選手もいて、続けてきた歴史の長さを感じる。スポーツのみならず、学びの分野でも子どもたちの夢を育む活動を継続し、これからも地域の皆様への貢献に全力で取り組んでいきたい」と話した。

プロジェクトが9年という長い歳月を積み重ねてきたからこそ、キングスの選手たちはその「重み」と「責任」を感じている。

荒川は「9年も続いているからこそ、その年度ごとの子供たちの思い出に残る活躍をして『あの選手が掲載されているドリルで勉強した』と思ってもらわなければいけない。その意味でももっと頑張らなければならないというエネルギーになる」と、プロとしての強い責任感を滲ませた。

この想いは、練習生時代に子供たちと深く関わってきた経験を持つウィタカも同じだ。「当時教えていた子供たちがこのドリルを手にした時、『この人に教わっていたんだ』と誇らしく思ってもらいたい。自分たちが結果を残すことで、子供たちが後々『自分の時は優勝した代の選手が載っていた』と自慢できるような、記憶に残る影響を与えたい」

ホームアリーナの熱狂を、さらなる原動力に

両選手は、先日沖縄サントリーアリーナで開催された日本代表戦からも大きな刺激を受けていた。

「普段自分たちがプレーしている場所が、全国から集まったファンで埋め尽くされる光景を見て、改めて素晴らしい環境にいることを実感した」と荒川は振り返る 。ウイタカもまた、「ファンの方々の視点を改めて体感したことで、自分たちが与える影響の大きさに気づかされた」と沖縄市というホームタウンの熱量をいつもとは違う立場から感じたことで、バイウィーク明けの後半戦に向けて、さらなるモチベーションに変えていく姿勢を見せた。

キングスの選手たちが彩るスタディドリルは、地域と共に歩んできた9年の歴史の証であり、選手たちがホームタウンに賭ける想いと、子供たちの「夢」を繋ぐ、確かな架け橋となっている。

(取材・文:湧川太陽)

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