【徹底解剖】宿敵・韓国代表の12名を徹底解剖!W杯予選、日本代表の前に立ちはだかる精鋭たち [2026.03.01]

最大のライバル対決「日韓戦」が、バスケの聖地 沖縄で幕を開ける。2026年3月1日「FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選 日本代表 vs 韓国代表が沖縄サントリーアリーナ(沖縄市)が開催される。

今回の韓国代表は、Bリーグを席巻する絶対的エースから18歳の超新星まで、若さ溢れる布陣だ。AKATSUKI JAPANの前に立ちはだかる12名の精鋭を紹介する。

目次

アウトサイドのスペシャリストたち(ガード・ウィング)

#1 イ・ヒョンジュン (Hyunjung Lee・이현중) | 201cm

生年月日: 2000年10月23日
身長/体重: 201cm / 95kg
ポジション: スモールフォワード(SF) / シューティングガード(SG)
所属:長崎ヴェルカ

韓国が誇る「アジア最高のシューター」

Bリーグファンに衝撃を与え続ける韓国代表のエース。2mのサイズから放たれる高精度の3Pシュートは、一度当たり始めると手がつけられない。

プレースタイル

  • 圧倒的なシュート力: キャッチ・アンド・シュートの精度が非常に高く、どこからでもリングを狙える。
  • 高いバスケットボールIQ: スペースを見つける動き(カッティング)が巧みで、味方のパスを引き出すのが得意。
  • サイズ: 2mを超える身長があり、ガード・フォワードとしては高さのミスマッチを突くことができる。

参考:이현중 – 나무위키

参考:Hyunjung Lee – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#6 イ・ジョンヒョン (Junghyun Lee・이정현) | 191cm


生年月日: 1999年4月14日
身長/体重: 191cm / 87kg
ポジション: ガード(PG / SG)
所属チーム: 高陽ソノ・スカイガンナーズ(Goyang Sono Skygunners)

KBLの得点王&アシスト王

現在の韓国チームの実質的なプレーメーカーであり、勝負どころの強さは一級品だ。

プレースタイル

  • 圧倒的な得点能力: 自らドライブで切り込むだけでなく、高い精度の3ポイントシュートも備えており、どこからでも得点が可能。
  • プレーメイキング: アシスト能力も非常に高く、ピック&ロールから味方のシュートチャンスを演出するのが得意。
  • クラッチプレーヤー: 接戦の終盤に強く、チームの命運を分ける場面でシュートを託される「エース」になれる。

参考:이정현(1999) – 나무위키

参考:Junghyun Lee – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#7 ユ・ギサン (Kisang Yu・유기상) | 188cm

生年月日: 2001年4月17日
身長/体重: 188cm / 85.5kg
ポジション: シューティングガード(SG)
所属チーム: 昌原LGセイカーズ(Changwon LG Sakers)

KBL新人王を獲得した3Pのスペシャリスト

ディフェンスも粘り強く、日本のエースへの執拗なマークが予想される。

プレースタイル

  • 精密なアウトサイドシュート: キャッチ・アンド・シュートの速さと正確さは韓国バスケ界でも随一。FIBAアジアカップ2025(2025年8月開催)のレバノン戦では、3ポイントを12本中8本沈めて28得点を記録する大爆発を見せた。
  • ディフェンスの献身性: 単なるシューターに留まらず、相手のエースを抑える高い守備意識とスタミナを兼ね備える。
  • 高い安定感: 若手ながら非常に落ち着いたプレーを見せ、チームのシステムの中で効率よく得点を重ねる。

参考:유기상 – 나무위키

参考:Kisang Yu – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#5 ヤン・ジュンソク (Junseok Yang・양준석) | 180cm

生年月日: 2001年12月7日
身長/体重: 180cm / 75kg
ポジション: ポイントガード(PG)
所属チーム: 昌原LGセイカーズ(Changwon LG Sakers)

「天才パス職人」

コート全体を俯瞰する広い視野を持ち、一瞬の隙を突くアシストで日本のディフェンスを切り裂く。

プレースタイル

  • 卓越したコートビジョン: 常にコート全体を把握し、味方の決定的なシュートチャンスを演出するパスを供給する。東アジアスーパーリーグ(EASL)でもアシスト王争いをするなど、そのパス精度はアジアレベルでも高く評価される。
  • 高いゲームメイク能力: 試合のテンポをコントロールする能力に長けており、若くしてベテランのような落ち着きを持ってプレーする。
  • シュート精度の向上: プロ入り当初はシュート力が課題とされていたが、近年は3ポイントシュートの成功率も向上しており、自ら得点を取りに行く姿勢も強まる。

参考:양준석 – 나무위키

参考:Junseok Yang – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#24 ムン・ユヒョン (Yuhyeon Moon・문유현) | 181cm

生年月日: 2004年6月8日
身長/体重: 189cm / 78.5kg
ポジション: ポイントガード(PG)
所属チーム: 安養正官庄レッドブースターズ(Anyang Jung Kwan Jang Red Boosters)

2025年ドラフト1位の超大型新人

強心臓の持ち主で、どんな場面でも物怖じせずに得点を狙いに来る「特攻隊長」だ。

プレースタイル

  • 圧倒的な勝負強さとリーダーシップ: 「コート上で最も小さいかもしれないが、最も大きなインパクトを与える」と自負する通り、物怖じしない強気なプレーが持ち味。
  • 攻守のバランス: 鋭いドライブからの得点能力だけでなく、ディフェンス面でもリーグトップクラスのスティール数を記録するなど、非常に献身的なプレーを見せる。
  • 高いバスケットボールIQ: 大学時代に2年連続でリーグMVPに選ばれた実力は本物で、広い視野を活かしたパス供給や、試合の流れを読む力に長けている。

参考:문유현 – 나무위키

参考:Yuhyeon Moon – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#8 アン・ヨンジュン (Youngjun An・안영준) | 194.1cm

生年月日: 1995年6月28日
身長/体重: 194.1cm / 95kg(ウィングスパン 202cm)
ポジション: スモールフォワード(SF) / シューティングガード(SG)
所属チーム: ソウルSKナイツ(Seoul SK Knights)

2024-25シーズンのKBL MVP

攻守に穴がない「究極のオールラウンダー」であり、彼をいかに自由にさせないかが勝利の鍵となる。

プレースタイル

  • 「六角形型」の万能フォワード: 得点、リバウンド、守備、アシストのすべてが高いレベルでバランスが取れていることから、弱点のない選手として評価されている。
  • 強靭なフィジカルと守備: 202cmの長いウィングスパンと強靭な体を活かし、相手のエースを抑え込むディフェンス能力に定評がある。
  • トランジション(速攻): 走力があり、自らリバウンドを取ってから速攻の先頭を走るプレーが得意。

参考:안영준 – 나무위키

参考:Youngjun An – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

インサイドの番人たち(フォワード・センター)

#33 イ・スンヒョン (Seounghyun Lee・이승현) | 197cm


生年月日: 1992年4月16日
身長/体重: 197cm / 105kg
ポジション: パワーフォワード(PF) / センター(C)
所属チーム: 蔚山現代モービスフィバス(Ulsan Hyundai Mobis Phoebus)

韓国のゴール下を10年以上守り続ける「守護神」

数字以上の貢献度を誇る、チームの精神的支柱だ。

プレースタイル

  • 圧倒的なフィジカルとディフェンス: 数字に表れない「泥臭い仕事」を担う。強靭な体を活かしたスクリーンやボックスアウト、相手の外国籍選手を抑え込むタフなディフェンスは韓国NO.1とも評される。
  • 正確なミドルシュート: ビッグマンながらフリースローライン付近からのジャンパーが非常に正確で、相手ディフェンスを外に引き出す役割も果たす。
  • 高いバスケットボールIQ: 視野が広く、インサイドからのパスアウトで味方のシュートチャンスを作り出す能力にも長けている。
  • リーダーシップ: コート内外で若手選手の手本となるプロ意識の高さを持っており、チームの精神的支柱。

参考:이승현(농구선수) – 나무위키

参考:Seounghyun Lee – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#2 シン・スンミン (Seungmin Shin・신승민) | 195cm

生年月日: 1998年3月25日
身長: 195cm / 101.9kg
ポジション: フォワード(F)
所属チーム: 大邱韓国ガス公社ペガサス(Daegu KOGAS Pegasus)

機動力とシュート力を兼ね備えたストレッチ4

外からのシュートにより、日本のビッグマンをペイントエリアから引き出す役割を担う。

プレースタイル

  • 3ポイントシュート: フォワードながら精度の高いアウトサイドシュートを持っており、ストレッチ4の役割もこなす。
  • 献身的なプレー: リバウンドやルーズボールへの意識が高く、スタッツに現れにくい部分でもチームを支える。
  • 身体能力: 195cmのサイズを活かしたディフェンスと、速攻の先頭を走る機動力も兼ね備えている。

参考:신승민 – 나무위키

参考:Seungmin Shin – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#13 カン・ジフン (Ji Hoon Kang・강지훈) | 202cm

生年月日: 2004年5月24日
身長/体重: 202cm / 98kg
ポジション: センター(C) / パワーフォワード(PF)
所属チーム: 昌原LGセイカーズ(Changwon LG Sakers)

19歳でドラフト1位指名を受けた次世代センター

202cmの高さと走れる脚力を持ち、速攻においても脅威となる。

プレースタイル

  • 圧倒的なリム・プロテクション: 長いウィングスパンと優れたジャンプタイミングを活かしたブロックショットが最大の武器。
  • 走れるビッグマン: 2mを超える身長がありながら非常に足が速く、速攻の場面で先頭を走ってダンクを決めるなど、現代的な機動力を持つ。
  • 高い柔軟性とシュートレンジ: ゴール下だけでなく、ミドルレンジのシュートも得意としており、攻撃の幅が広い。
  • 連携プレー: ポイントガードのヤン・ジュンソクとの相性が非常に良く、ピック&ロールからのアリウープや合わせのプレーを得意としている。

参考:강지훈(농구선수) – 나무위키

参考:Ji Hoon Kang – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#21 イ・ドゥウォン (Doowon Lee・이두원) | 204.4cm


生年月日: 2000年8月20日
身長/体重: 204.4cm / 103kg
ポジション: センター(C)
所属チーム: 水原KTソニックブーム(Suwon KT Sonicboom)

驚異的な身体能力を持つダンカー

ゴール下でのパワープレーと、空中戦のリバウンド争いは要警戒だ。

プレースタイル

  • 圧倒的な身体能力: 204cmのサイズがありながら非常に足が速く、トランジション(速攻)で先頭を走ることができます。豪快なダンクシュートやアリウープを得意としている。
  • シュートレンジの拡大: 近年はミドルレンジのジャンパーだけでなく、3ポイントシュートの試投数も増えており、現代的な「動けるビッグマン」へと進化を遂げている。
  • 献身的なプレー: リバウンド争いやスクリーンなど、泥臭い仕事も厭わない姿勢がコーチ陣から高く評価される。

参考:이두원 – 나무위키

参考:Doowon Lee – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

#10 キム・ボベ (Bobae Kim・김보배) | 203cm


生年月日: 2003年6月23日
身長/体重: 203cm / 97kg
ポジション: パワーフォワード(PF) / センター(C)
所属チーム: 原州DBプロミ(Wonju DB Promy)

高い得点効率を誇るインサイドの有望株

ベンチから登場して確実に流れを変える、戦術的な「ジョーカー」である。

プレースタイル

  • 機動力のあるビッグマン: 203cmのサイズがありながら走力が高く、速攻に参加したり、ディフェンスで広い範囲をカバーしたりすることができる。
  • リム・プロテクション: 長いリーチを活かしたブロックショットが得意で、相手のドライブに対して高い壁となる。
  • パスセンス: ビッグマンとしては視野が広く、ハイポストからのパス供給など、チームメイトを活かすプレーも兼ね備える。

参考:김보배(농구선수) – 나무위키

参考:Bobae Kim – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

18歳の超新星

#36 ダニエル・エディ (Daniel Edi・에디다니엘) | 189cm


生年月日: 2007年4月3日
身長/体重: 189cm / 88kg
ポジション: フォワード / センター
所属チーム: ソウルSKナイツ(Seoul SK Knights)

今大会最注目の18歳

ガードからセンターまで守れる圧倒的な守備範囲を持ち、シニア代表デビューですでに強烈な存在感を放っている。

プレースタイル

  • ディフェンスのスペシャリスト: 非常に高い身体能力と長いリーチを活かした守備が最大の特徴。相手のエースガードからフォワードまで守れる多才さがあり、FIBAからも「注目のディフェンス・スペシャリスト」として紹介される。
  • 高い汎用性: ゴール付近でのリバウンド争いに強く、そこから自らボールを運ぶ機動力も備える。
  • 成長著しい得点力: 元々は守備とリバウンドでの貢献が目立っていたが、近年はドライブやミドルレンジのシュート精度も向上しており、オールラウンダーへの進化を続けている。

参考:에디 다니엘 – 나무위키

参考:Daniel Edi – Korea – Player Profile – FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers | FIBA Basketball

現在の韓国代表は非常に若く、平均年齢24.7歳だ。高い運動能力に加え、韓国の伝統であるアウトサイドシュートに長けている選手が揃うシューター軍団だ。日本代表としては、圧力高いディフェンスで韓国シューター陣に気持ちよくボールを持たせない連動性が求められる。

日本 vs 韓国。宿命の対決は、まもなくティップオフだ。

(写真・文:湧川太陽)

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この記事を書いた人

沖縄バスケットボール情報誌アウトナンバー編集部 │ #琉球ゴールデンキングス 試合レポートなら #OUTNUMBER │ 沖縄県U18、U15、ミニバス情報も発信中です

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