【試合結果】キングス、FE名古屋に勝利でB1リーグ戦20勝に到達 1/7(日) B1リーグ第16節

(写真提供:琉球ゴールデンキングス)

1月7日(日) ファイティングイーグルス名古屋 vs 琉球ゴールデンキングス GAME2が名古屋市枇杷島スポーツセンターで開催され、65-88でキングスが勝利した。

前日のGAME1を68-57で敗れたキングス。自分本位なプレーが見られるチーム状況にキングス桶谷大ヘッドコーチは「チームとして皆が団結してバスケットするところが無くなってしまっていた」と、見ている人に元気を与えるキングス本来のカルチャーを取り戻すように求めていた。

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1クォーター、キングスは本来の姿を取り戻す。強度のあるディフェンスでFE名古屋のフィールドゴール確率を35.3%に抑え、オフェンスではボールをシェアして7人が得点を記録。1クォーター終了時のスコア15-22とキングスがリードすると、2クォーターもキングスはFE名古屋に流れを渡さず、31-42でキングス11点リードで前半を折り返す。

3クォーターはキングスの3ポイントシュートが爆発。ゾーンディフェンスを敷くFE名古屋に対して、キングスはチーム全体で7本中6本の3ポイントを決めて、3クォーターだけで30点を記録。3クォーター終了時のスコアは49-72とキングス23点の大量リードを奪う。最終スコアは65-88とキングスが23点差で勝利した。

試合スタッツ:Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2024/01/07 FE名古屋 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

 

キングスは強みであるペイントエリアでの得点で40点、セカンドチャンス得点が23点とFE名古屋を圧倒。#45 ジャック・クーリーの18点を筆頭に2桁得点が4人、10人が得点を記録するバランス良い攻撃を見せた。

3ポイントを4本決めて12得点でキングスの勝利に貢献した#15 松脇 圭志は「昨日の負けから自分たちが修正をして今日の試合に臨み、それが良い結果に繋がった。外のシュートもいい形で決まりキングスらしいバスケが出来た」と語った。

 

 

キングスの桶谷ヘッドコーチは勝利にも表情を崩さず、気を引き締めつつ語った。

「今日はここ最近の反省を活かしたマインドセットで、皆がチームとしてしっかりプレーしてくれたのがこの結果に繋がった。戦う相手を間違えてはだめだし、自分たちがそれぞれ違う方向を向いてバスケットをするのは愚の骨頂でそういうことがここ最近増えていたが、今日は本当にチームとしてオフェンスもディフェンスもすごくコネクトして連携が取れたバスケットが出来たと思います。このようなバスケットをどこ相手にもしっかり続けることが大事になると思います。シーズンは長く、チームは生き物で、ひとりの人間と同じで良い時もあれば悪い時もある。その悪い時が昨日の底辺だと思って、これからちゃんと上に上昇できるチームを作っていきたいと思います」

 

キングスはこの日の勝利でB1リーグ戦20勝8敗となり西地区首位をキープ。キングスの次戦は東アジアスーパーリーグ(EASL)で、台湾のニュー・タイペイ・キングスとアウェー新荘体育館(新北市)で対戦する。

 

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