琉球85-96千葉 CSセミファイナルGAME1キングス敗れる

琉球ゴールデンキングス 沖縄アリーナ:4017人 千葉ジェッツふなばし
85 TOTAL 96
17 1Q 19
24 2Q 23
18 3Q 31
26 4Q 23
目次

驚異的な粘りはみせたものの、課題を残す試合運び

5月22日(土)、琉球ゴールデンキングスは沖縄アリーナに千葉ジェッツを迎え、チャンピオンシップセミファイナルのGAME1を戦った。高さとスピードを誇る千葉に終始リードを許す苦しいい展開で進み、2Qには身長差を突かれ14点差にされる場面もあったが、田代や岸本のスリーポイントなどで一時は逆転に成功するなど粘りを見せた。4Q残り7分でもこの試合最大18点差をつけられるが、驚異的な追い上げを見せ、2分を切り3点差まで迫った。見せ場は作ったキングスだが、アドバンテージを活かした千葉を捕らえるまでには至らず、85対96で敗れた。

逆境をチャンスに 泥臭く勇敢に戦うことで何を残すのか

千葉戦5連敗はなんとしても阻止しなければならない

2Qの開始時に、2人外国籍選手に帰化選手である#21キャビン・エドワーズを加えた千葉の『オンザコート3』に対して、キングスは#45ジャック・クーリーのみの『オンザコート1』をキングスは3分間続けた。案の定、高さの優位を最大限に生かした千葉は大きなリードを得た。悪くいえば無謀であり、良くいえば勇敢な選択は、この先もしばらく物議を醸しそうだ。

ただオンザコートが何人であれ、どのような戦略を用いても、シーズンを通して貫いてきた高いインテンシティのディフェンスと、ルーズボールやリバウンドを泥臭くものにできるのかが、キングスにとってのテーマになる。GAME1の敗戦で、キングスは千葉に対してレギュラーシーズンから4連敗となった。プライドに賭けて5連敗は阻止しなければならない。キングスにとって敗れればシーズン終了となるGAME2で、一矢報いることができるのか。GAME2は、23日(日)16時5分から試合開始となる。

 

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この記事を書いた人

1983年11月5日生。東京都豊島区出身。那覇市在住。母が那覇市出身で2015年に沖縄移住。沖縄バスケットボール情報誌OUTNUMBERゼネラルマネージャー。
中学2年生のウインターカップ(1997年)で、当時圧倒的な強さを誇っていた能代工業を追い詰める北谷高校の勇敢な戦いぶりに衝撃を受け、以来沖縄のバスケットボールを追いかけるようになる。野球やサッカーに並ぶように、バスケットボールのジャーナリズムを発展させていくことを目指し、2018年10月にOUTNUMBERを創刊した。
2020年にはOUTNUMBER WEB、OUTNUMBER YOUTUBEを運用開始した。

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