渋谷が秋田との接戦を逃げ切り4勝目を掴み取る

サンロッカーズ渋谷 秋田ノーザンハピネッツ
89 Total 86
24 1Q 19
27 2Q 22
25 3Q 28
13 4Q 17

10月28日(水)サンロッカーズ渋谷はホーム(墨田区総合体育館)に秋田ノーザンハピネッツを迎え第6節を戦い、渋谷が4Q終盤までもつれる接戦を制し4勝目をあげた。

1Q 渋谷24-19秋田

秋田が#43カーディム・コールビーの連続得点で流れを掴む。

渋谷はミスが重なりなかなか流れに乗れなかったが、#10チャールズ・ジャクソンの得点、#27石井講祐の2本の3Pで逆転に成功。さらに渋谷は新加入の#14ジェームス・マイケル・マカドゥの3Pブザービーターで点差を5点に広げ1Qが終了。

SR渋谷#10チャールズ・ジャクソン選手

SR渋谷#10チャールズ・ジャクソン選手

2Q 渋谷51-41秋田

2Qの立ち上がり、渋谷は1Qからの流れを持続させ#24広瀬健太、#34ライアン・ケリーの得点で点差を10点に広げる。秋田はたまらずタイムアウトを要求。タイムアウト後、#21長谷川暢と#51古川孝敏が連続得点。DFではゾーンを用い反撃をするも、渋谷の前線からのプレッシャーが徐々に効きはじめ、思うように点差を縮められず渋谷が10点リードで前半を折り返す。

3Q 渋谷76-69秋田

秋田#43カーディム・コールビーがオフェンスリバウンドと得点で躍動。しばらく両チームともに得点が動かない時間帯があったが、渋谷#27石井講祐が本日3本目の3Pを決める。また、渋谷#10チャールズ・ジャクソンがインサイドで着実に得点を重ね76対69と7点リードを保ったまま最終4Qへ。

4Q 渋谷89-86秋田

最終Q出だしは、渋谷#24広瀬健太と秋田#51古川孝敏が活躍し、ベテランの存在感を示す。お互いにターンオーバーが続いていたが、徐々に秋田が点差を縮め、残り3分で82対80と2点差に迫る。ここで渋谷の伊佐HCはガードながらリバウンドに定評のある#16渡辺竜之佑を投入。渡辺はその起用に見事に答え気迫のオフェンスリバウンドをもぎ取る。一進一退の攻防が続く中、渋谷が獲得したフリースローを確実に決めなんとか逃げ切り、ホームゲームの2勝目をあげた。

沖縄出身選手

沖縄出身の渋谷#32山内盛久は19分45秒の出場で3得点、6アシストとオフェンスを組み立てた。

SR渋谷#32山内盛久選手

#16渡辺竜之佑は11分51秒の出場で1リバウンド、2アシスト。数字には残らないプレッシャーディフェンスの部分でチームの勝利に貢献した。

SR渋谷#16渡辺竜之佑選手

試合後コメント

伊佐勉ヘッドコーチ(サンロッカーズ渋谷)

SR渋谷伊佐勉HC

秋田のDF強度が高く苦戦するシーンもあったが勝ち切れてよかった。

10試合を終えての現在の状況(4勝6敗)に対して、どのような印象を受けていますか?

よくはない。が、「悪いか」といったらそうでもない。細かいエラーやミスがある部分を練習して詰めていきたい。少しずつよくなっている実感はあるので、ぶれずに突き進みたい。

渋谷#27石井講祐選手

もっと危機感を持ってやらないといけない認識はあるが、60試合ある中で1つの勝ち負けに左右されずに、細かい目の前の課題を11つクリアにしていきたい。自分たちで掴み取る勝ちパターンをチームで創っていきたい。

SR渋谷#27石井講祐選手

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この記事を書いた人

OUTNUMBER関東支部メンバー。
沖縄県宮古島出身。東京在住。
関東で行われる琉球ゴールデンキングスのゲームレポートや沖縄出身選手の取材を中心に行います。2023年に沖縄で開催されるFIBAワールド杯を関東から盛り上げていけたらと考えています。

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