11月2日(日)、越谷アルファーズ vs 琉球ゴールデンキングス GAME2が越谷市立総合体育館で行われ、59-77でキングスが勝利。前日のGAME1に続き連勝となった。
前日のGAME1、キングスは新加入の#7 アンドリュー・ランダルの11得点などロスター12人中10人が得点を記録して、苦しみながらもチーム力で勝利した。
GAME2、キングスのスターティングメンバーは、#4 ヴィック・ロー、#14 岸本 隆一、#15 松脇 圭志、#34 小野寺 祥太、#45 ジャック・クーリー。
1クォーター、キングスは試合開始から松脇圭志がシュートタッチの良さを見せつけた。1クォーターだけでスリーポイントシュートを3本すべて成功させ、9得点を記録してオフェンスを牽引。クーリーもペイント内で4得点を挙げるなど、着実に得点を重ねた。キングスはこのクォーターで最大8点のリードを奪う場面もあり、フィールドゴール成功率は47%(8/17)、スリーポイント成功率は60%(3/5)と高い決定力を示した。しかし、越谷も#45 セクー・ドゥムブヤを中心に応戦し、1クォーター終了時のスコアは20-21とキングスがわずか1点リード。
Koshigaya Alphas vs Ryukyu Golden Kings [2025.11.02]
— OUTNUMBER – okinawa basketball Magazine (@OUTNUMBER_EN) November 2, 2025
Ryukyu #15 Matsuwaki Yoshiyuki makes three three-pointers.pic.twitter.com/RfEjOD4vBf
2クォーターに入ると、キングスは越谷のオフェンスを強力に抑え込み、このクォーター越谷の得点をわずか8点に抑えた。一方キングスは15得点を挙げ、前半を終えて36対28と8点差をつけて折り返した。2クォーターではベンチメンバーの活躍が光り、前半終了時のベンチポイントは合計14点。アンドリュー・ランダルが6得点、荒川颯、崎濱秀斗、アレックス・カークが2得点を記録するなど、層の厚さを見せつける。
後半に入ってもキングスは勢いを緩めず、3クォーターは越谷の14得点に対し19得点を奪い、リードを広げる。3クォーター終了時点で、スコアは42-55とキングスのリードは13点に拡大。この時点で、ヴィック・ローはフィールドゴール成功率100%(4/4)で9得点、佐土原遼もスリーポイント1本含む9得点とバランスよく得点源を分散させました。また、キングスはセカンドチャンス得点で15点を獲得するなど、リバウンドからの優位性を活かして主導権を渡さない。
Koshigaya Alphas vs Ryukyu Golden Kings [2025.11.02]
— OUTNUMBER – okinawa basketball Magazine (@OUTNUMBER_EN) November 2, 2025
Ryukyu #8 Sadohara Ryo scores on a fast breakpic.twitter.com/Z1jXeBTcmF
最終4クォーターでもキングスは攻撃の手を緩めず22得点を追加し、越谷の17得点を上回った。このクォーター終盤には最大22点差をつけるなど、盤石の試合運びを見せました。最終的スコアは59-77となり、キングスが勝利を手にしました。
個人成績では、松脇圭志はスリーポイント成功率100%(5/5)で15得点。ヴィック・ローは16得点、6アシスト、3スティールを記録し、攻守にわたる貢献度がチームを支えました。また、ベンチからの得点は合計35点に上り、ロスター選手全員が得点を記録して勝利に貢献しました。リバウンド数もキングスが45本を記録し、越谷の34本を大きく上回り、組織的な守備と速いトランジション(ファストブレイクポイント17点)も勝因となった。
試合スタッツ:りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 2025/11/02 越谷 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
試合後の会見で、キングスの桶谷大ヘッドコーチは「前日のGAME 1と違い、試合の出だしからチーム全体が良い気持ちで入り、リバウンドも確実に取れていた。序盤から自分たちのリズムでゲームを進められた」と評価。新加入のアンドリュー・ランダルについて「外国籍選手の負担が軽減されチームに大きなプラスをもたらした」と急遽の加入ながら貢献度の高いプレーに感謝を述べ、「”Scootie”は(桶谷ヘッドコーチが当時指揮した)bj岩手ビックブルズ時代から1番(PG)から5番(C)までプレーできるような選手で、サイズは小さいが、非常に頭の良い選手で、プレー中に状況を読んで“リアクト(反応)”できる能力がある。単にセットプレーを覚えるのではなく、味方がこう動いたら、自分はこう動くといった流れの中で判断するバスケットIQがある。そうした選手がチーム内にいることで、若手選手も動きや判断を学びやすくなる」と経験豊富なランダルのもたらすチームにとってのプラス要素を説明した。
アウェー連勝を飾ったキングスは、7勝5敗でB1西地区6位。11月5日(水)にホームに戻り富山グラウジーズと対戦する。
(写真提供:琉球ゴールデンキングス)

