千葉Jがホーム連勝 / 秋田が長崎に連勝 / 琉球が連勝で西地区2位キープ B1リーグ 第8節 試合結果 [2024.11.09-12]

11月9日(土)、10日(日)、11日(月)、12日(火)にB1リーグ第8節が日本各地で開催された。この記事では注目試合として『千葉ジェッツvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ』『長崎ヴェルカvs秋田ノーザンハピネッツ』『琉球ゴールデンキングスvs佐賀バルーナーズ』をピックアップして試合結果とレビューをお伝えする。

目次

千葉Jが連勝!名古屋Dは今村が今季初出場

GAME1 千葉J 99‐72 名古屋D
GAME2 千葉J 96‐82 名古屋D

千葉Jはホームに名古屋Dを迎え、タレントが揃う両チームの激突は千葉Jが力を見せつける形となった。

ゲーム1は、千葉Jが1クォーターから34得点を上げて、スタートダッシュに成功すると。3クォーター終了時点で80点オーバーのハイスコアで名古屋Dを圧倒。4クォーターは主力を休ませながら試合を進めるが、普段プレータイムが少ない#7 マイケル・オウが、6得点、2リバウンド、1ブロックと良いパフォーマンスを見せて、名古屋Dに流れを渡さなかった。
4クォーターの途中にプロデビューを飾った#6菅野 ブルース は無得点だったが、積極的にボールに絡み、4リバウンドを記録。フィジカルの強さと身体能力の高さを見せた。
名古屋Dは#12中東 泰斗が20得点、#43スコット・エサトンが19得点と個人得点を伸ばすが、千葉Jの勢いを止めるには至らず、千葉Jが99‐72で勝利した。

 

翌日のゲーム2は、名古屋Dの#2齋藤 拓実がオフェンスでチームを引っ張っていく。ドリブルでペイントエリアに進入して千葉Jのディフェンスを引き付けると、オープンな味方を見逃さずに正確なパスでアシストを量産。前半だけで6つのアシストを記録し、チームのオフェンスを引っ張った。47-49の名古屋Dのリードで折り返す。

後半は千葉Jの #10 ディー・ジェイ・ホグ が3クォーターのみで14得点と爆発。4本の3ポイントで逆転すると3クォーター終了間際にはワンハンドダンクで完全に千葉Jのペースに。4クォーターは名古屋Dの今村が流れの中から連続得点を決めるが、勢いづいた千葉Jを止めることが出来ずに、96-82 で試合終了。千葉Jが名古屋Dを下し、千葉Jの2連勝となった。

第8節終了時点で、千葉Jは東地区1位をキープ、名古屋Dは中地区5位となっている。

GAME1 ゲームスタッツ 日本語 / 英語
GAME2 ゲームスタッツ 日本語 / 英語

 

2夜連続の激闘!秋田が長崎に連勝!

GAME1 長崎 68 – 71 秋田
GAME2 長崎 54 – 55 秋田

ゲーム1は長崎の#7 ジャレル・ブラントリー がインサイドで存在感を見せる。序盤からインサイドで強さを見せると、続けざまにアシストと3ポイントも記録。エースの#13 マーク・スミス とともに長崎のペースを作っていく。接戦で試合は進んでいくが、4クォーターに秋田の#0 ガディアガ モハマド アルバシール の連続3ポイントで秋田がリードを奪う。残り時間7秒で2点差で秋田がリード。ラストポジションは長崎。残り時間ギリギリで放った #7 ブラントリー の3ポイントが落ちて試合終了。68-71で秋田が激闘を制した。

ゲーム2は、両チームがさらにディフェンスの強度を強める。特に2クォーターは両チーム10点を切るディフェンシブな展開に。後半に入っても互いに譲らず、1点を奪い合うような展開が続き、4クォーターに#0 ガディアガ と#21 クリスチャン・メコウルが勝負強さを発揮してゲーム1の様にリードを奪う。秋田が1点リードで迎えた長崎のラストプレーで #7 ブラントリーのレイアップがわずかに外れて、54-55で試合終了。16回のリードチェンジがあった息の詰まるゲーム2を秋田が制し、2夜連続の激闘は秋田の連勝で幕を閉じた。

第8節終了時点で、秋田は東地区4位、長崎は西地区6位となっている。

GAME1 ゲームスタッツ 日本語 / 英語
GAME2 ゲームスタッツ 日本語 / 英語

 

 

琉球が佐賀に連勝して西地区2位

GAME1 佐賀 72‐84 琉球
GAME2 佐賀 67‐73 琉球

第8節、平日開催となった佐賀vs琉球は、ゲーム1で5人の二桁得点者を出した琉球が強さを見せた。

日本代表に招集された#18 脇 真大が序盤から落ち着きを見せて2本の3ポイントを含む8得点を上げて、序盤のペースを掴んでいく。
2クォーターに佐賀は#2 レイナルド・ガルシアのパスから #23 ヨーリ・チャイルズのアリウープダンクでSAGAアリーナを沸かせるハイライトプレーを見せるが、前半のラストプレーで琉球の #15 松脇が落ち着いて3ポイントを沈めて、34-46の琉球リードで試合を折り返す。

後半には佐賀の #34 井上 諒汰が連続3ポイントで勢いを作る。アウトサイドに注意を向けた後に#14 金丸 晃輔もインサイドでスコア。3クォーターのラストプレーでも#36 相原 アレクサンダー学がハーフコートライン付近からブザービーターを決めてホームのSAGAアリーナを会場を盛り上げる。

4クォーターも相原が3ポイントを沈めて琉球に3点差まで詰め寄るが、琉球の#14 岸本 隆一がアシストとステップバックスリーで応戦。岸本の活躍で 0-14 のランを作った琉球が試合を決定づけた。終盤は琉球がリバウンドの強さを見せて、72-84 で試合終了。琉球が平日開催のゲーム1を制した。

11月12日に行われたゲーム2は、67-73で琉球が連勝。バイウィーク前に琉球は島根に続く西地区2位をキープした。

GAME1 ゲームスタッツ 日本語 / 英語
GAME2 ゲームスタッツ 日本語 / 英語

 

 

第8節 その他の試合

GAME1横浜BC 72 – 80 越谷
GAME2横浜BC 87 – 63 越谷

カイ・ソット アジアカップ2025のフィリピン代表に選出。

GAME1 島根 83 – 62滋賀
GAME2 島根 92 – 55滋賀

GAME1 大阪 88‐96 仙台
GAME2 大阪 87‐68 仙台

GAME1 北海道 79 – 88 宇都宮
GAME2 北海道 68 – 96 宇都宮

GAME1 群馬 87‐77 三河
GAME2 群馬 68‐78 三河

GAME1 京都 82‐91 川崎
GAME2 京都 83‐81 川崎

GAME1 FE名古屋 61 – 123 三遠
GAME2 FE名古屋 88 – 110 三遠

GAME1 A東京 71 – 56 広島
GAME2 A東京 95 – 79 広島

GAME1 SR渋谷 80 – 87 茨城
GAME2 SR渋谷 83 – 54 茨城

(文:新里樹真)

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この記事を書いた人

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