宇都宮が9連勝/三河とA東京は1勝1敗/北海道が連勝 B1リーグ 第6節 試合結果 [2024.11.02-04]

11月2日(土)、3日(日)、4日(月)にB1リーグ第6節が日本各地で開催された。この記事では注目試合として『宇都宮ブレックス vs 島根スサノオマジック』『シーホース三河 vs アルバルク東京』『レバンガ北海道 vs 横浜ビー・コルセアーズ』をピックアップして試合結果とレビューをお伝えする。

目次

宇都宮が破竹の9連勝

GAME1 宇都宮 〇72-58 島根
GAME2 宇都宮 〇83-78 島根

東地区2位の宇都宮と西地区首位の島根の対決は、宇都宮が連勝。ゲーム1はお互いにディフェンス強度が高く、シュートがなかなか決まらない展開のなか、勝負どころでDJ・ニュービルや竹内 公輔のシュートがヒットし宇都宮が先勝。

ゲーム2は島根のコティ・クラークが1クォーターから12得点を上げて序盤は島根が流れを作るが、宇都宮はDJ・ニュービルと比江島 慎を中心に効果的に攻めて対抗。後半は3ポイントシュートの宇都宮とインサイドの島根の構図となり一進一退の攻防が続くが、試合最終盤のクラッチタイムに宇都宮のグラント・ジェレットがスティールからダンクで得点。さらにジェレットは残り7.7秒で3ポイントを沈めて宇都宮が勝利。
東西の強豪同士の試合は宇都宮が2連勝をおさめ、第2節から続く連勝を9に伸ばした。

GAME1 試合スタッツ 日本語 / 英語
GAME2 試合スタッツ 日本語 / 英語

 

強豪ひしめく中地区同士の対決は1勝1敗の痛み分け

GAME1 三河   59-78〇 A東京
GAME1 三河〇76-65   A東京

土曜日のゲーム1は、A東京がインサイドの強さを見せる。PGのテーブス海がインサイドにパスを供給。高さとコンビネーションで三河のディフェンスを翻弄した。ディフェンスでは、三河の大黒柱であるダバンテ・ガードナーを4得点0アシストと完封。終始ゲームを有利にすすめたA東京がリードを一度も渡さずに19点差でゲーム1を制した。

ゲーム2は三河が意地を見せる。前日、A東京のディフェンスに抑えられたガードナーが25得点11リバウンド4アシストと大暴れ。前半はインサイドで得点を重ねて、後半はパスの供給役で試合の流れを作り、要所で3ポイントシュートも沈めて本来のオフェンスマシーンぶりを発揮。ガードナーの活躍でゲーム2は76‐65で三河が勝利。
中地区のライバル対決は1勝1敗の痛み分けとなった。

GAME1 試合スタッツ 日本語 / 英語
GAME2 試合スタッツ 日本語 / 英語

北海道が今季初の連勝

GAME1 北海道 〇75-66 横浜BC
GAME1 北海道 〇77-69 横浜BC

北海道は1ヶ月ぶりにアジア特別枠選手(フィリピン)のドワイト・ラモスが右脚の怪我から復帰。北海道のオフェンスに落ち着きとリズムが生まれて、北海道が今季初の連勝を手にした。ゲーム1は北海道のライアン・クリーナーがキャリアハイ(Bリーグ)となる30得点の活躍。横浜BCもダミアン・イングリスで対抗するが、4クォーターに流れをつかんだ北海道が逃げ切り先勝。

ゲーム2は北海道のラモスが絶好調。1クォーターから3本の3ポイントシュートを決め、5本の3ポイントシュートを含むチームハイの19得点でチームの勝利に貢献した。ラモスは得点以外にも、緩急のきいたドライブでギャップを作り、正確なパスで味方の得点をアシストして北海道のオフェンスをけん引。
ラモスが復帰してチームバランスが良くなった北海道が横浜BCを抑え、今季初の連勝。北海道は11月9日水曜日に同地区ライバルの仙台をホームに迎え、3連勝を狙う。

GAME1 試合スタッツ 日本語 / 英語
GAME2 試合スタッツ 日本語 / 英語

第6節 その他の試合

GAME1 仙台 62-78〇FE名古屋
GAME2 仙台 54-72〇FE名古屋

GAME1 茨城 68-98〇京都
GAME2 茨城 73-88〇京都

GAME1 秋田 82-89〇千葉J
GAME2 秋田〇72-65 千葉J

GAME1 大阪 79-96〇琉球
GAME2 大阪 84-95〇琉球

GAME1 群馬〇82-81 滋賀
GAME2 群馬〇102-65 滋賀

GAME1 越谷 71-84〇SR渋谷
GAME2 越谷 59-82〇SR渋谷

GAME1 三遠〇96-84 広島
GAME2 三遠〇80-73 広島

GAME1 長崎〇87-68 名古屋D
GAME2 長崎 74-83〇名古屋D

GAME1 佐賀〇89-67 川崎
GAME2 佐賀   76-89〇川崎

(文:新里樹真)

 

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