川崎ブレイブサンダース vs 宇都宮ブレックスのプレシーズンゲームは宇都宮が20点差で勝利 [2024.09.14]

9月14日(土)、プレシーズンゲーム 川崎ブレイブサンダース vs 宇都宮ブレックスが川崎市とどろきアリーナで行われ、77-97で宇都宮が勝利した。

ホームの川崎は、昨季でニック・ファジーカスが引退、藤井祐眞が群馬クレインサンダーズに移籍。さらにヘッドコーチも長年チームを率いた佐藤賢次氏に代わり、イスラエル出身のロネン・ギンズブルグ氏が就任。この日は新生・川崎ブレイブサンダースの初戦となった。対する宇都宮ブレックスも、ヘッドコーチが佐々宜央氏が退任してケビン・ブラスウェル氏が新たに就任。宇都宮は主力選手のほとんどが昨季から継続したものの、どのような戦いをするのか注目された。

 

1クォーターでは#18 鵤誠司の連続得点で宇都宮が先制。川崎も#7 篠山竜青からのパスで#17 飯田遼が3ポイントシュートで初得点。さらに川崎は連続得点でリードするも、宇都宮は#12 高島紳司、#42 アイザック・フォトゥ、#13 渡邉 裕規などの3ポイントシュートで逆転。川崎は新加入外国籍の#24 アリゼ・ジョンソンや #3 サッシャ・キリヤ・ジョーンズのインサイドからの得点や、同じく新加入の #2 小針幸也のスピードあるショットで追い上げる。1クォーター終了時のスコアは、24-26で宇都宮2点リード。

2クォーター、宇都宮は#6 比江島慎、#25 D.J・ニュービルのダブルエースが活躍。川崎も新加入アジア特別枠の#35 マシュー・ライトが3ポイントを決めるなど追撃。前半終了時のスコアは、43-49で宇都宮が6点リード。

3クォーター、川崎はディフェンスで奮起。クォーター開始3分近く宇都宮に得点を許さず、ライトの3ポイントで残り6:47で46-49と3点差に迫るも、宇都宮は比江島の連続得点で再び宇都宮を突き放す。3クォーター終了のスコアは58-66と宇都宮が8点リード。

4クォーター、宇都宮は比江島とニュービルが得点を重ねてリードを広げる。宇都宮の3ポイント攻勢に点差が開いていき、最終的には77-97で宇都宮が20点差をつけて川崎に勝利した。

試合後の記者会見で、川崎の篠山竜青は新チームへの感想を問われ、新生・川崎ブレイブサンダースの変革と可能性を語った。

「練習で求められる強度も高く、非常にハードにチーム作りをしています。昨季までのチームからガラッと変わりチーム全員でハードワークを求められる。練習も二部練習を行うなど、試合の方が楽なくらいです。僕自身もシーズン通して外国籍ヘッドコーチとやっていくのは初めてなので、ネノヘッドコーチのヨーロッパスタイル、立ち止まることを許さない新しいスタイルを感じています。おかげで僕自身のコンディションも上がっているし、まだまだ成長できていると思っています。」

「新加入の小針のスピードは潜在能力も感じさせ、ネノヘッドコーチからも期待されてより多くの事を求められています。同じく新加入の柏倉哲平は多くの経験があり、若手とベテランを繋ぐリーダーシップを持っている選手です。サッシャやアリゼも若く練習からハードにプレーして前向きに取り組んでくれています。マシューも経験があり、彼のシュート力や個人で打開する能力、ハンドラーとして起点となれる能力はチームの大きな武器になれる。」

「新加入選手を含めて全員でハードな練習に耐えて前向きに頑張っている。全員の歯車がかみ合えば本当に強いチームになれるんじゃないかと感じている。」

川崎ブレイブサンダースは9月15日(日)、同じB1中地区の横浜ビー・コルセアーズとのプレシーズンゲームを川崎市とどろきアリーナで戦う。

(編集:湧川太陽、写真:Tomohiko Sato)

 

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