(写真提供:琉球ゴールデンキングス)
1月31日(水)、琉球ゴールデンキングスは佐賀バルーナーズと佐賀アリーナで対戦して、58-96でキングスが38点差で快勝した。
キングスはこの試合が#53 アレックス・カークの帰化選手登録が許可されて最初の試合で、#4 ヴィック・ロー、#7 アレン・ダーラム、#45 ジャック・クーリーら外国籍選手と同時にコートに立たせる『スリービッグ』戦術をいかに使っていくか注目された。
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キングスは1クォーターから強度の高いディフェンスで12-23と11点リードすると、2クォーター残り9分29秒にカーク、ロー、ダーラムと『スリービッグ』を初めてコートに立たせる。残り8分28秒にカークを一旦ベンチに下げるが、残り1分46秒に再び同じラインナップで『スリービッグ』を試した。キングスは前半を30-47で17点リードで折り返す。
3クォーター、キングスはターンオーバーから失点して佐賀に試合のリズムを奪われてしまい、49-60と11点差とリードを縮められるも、4クォーターのスタートから残り6分59秒まで『スリービッグ』を使う。4クォーターだけのスコアを9-36と圧倒したキングスは、最終スコア58-96で勝利。この試合での『スリービッグ』を試した時間は合計5分48秒で、プラスマイナス値で+11だった。
試合スタッツ:Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2024/01/31 佐賀 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
キングスの桶谷大ヘッドコーチは、帰化選手としてのカーク起用方法について「ジャックの控えとしても使いつつ、タイミングを見つつスリービッグも試した。今日最後に少し使ったジャックとアレックスのツービッグもやっていかないと、ローテーションでダーラムのプレータイムが長くなってしまう。そういう部分も試しながらスリービッグを完成させたい」「厳しいスケジュールで練習時間が取れない中で、ゲームの中でアジャストしていかないといけない」と話した。
日本国籍に帰化したアレックス・カークは日本代表への想いを語った。「日本代表活動にも強く興味がある。もし代表に選ばれることが出来れば、私の帰化を後押ししてくれたアルバルク東京の元チームメイトと一緒にプレーする事も楽しみですし、日本を代表する誇りを持ってプレーしたい」
キングスの次戦は、2月2日(土)、3日(日)とアルバルク東京とアウェー代々木第一体育館で対戦する。